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じっくりと取材や思考を重ねた良質なコンテンツで、誰もがもつ先入観(バイアス)を壊す。炎のような情熱と、事実をありのままに見る冷静さで常識や偏見をひっくり返す。そんな創り手とつながるコミュニティです。

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  • 諸永裕司のPFASウオッチ

    「永遠の化学物質」として問題になっているPFAS(有機フッ素化合物)。調査報道スクープや最新の自治体や企業の動き、取材の経過などをこちらで発信していきます。(取材:諸永裕司)

  • 災害前線報道ハンドブック

    大災害は突然にやってきます。その時、何を取材するべきでしょうか。記者たちに的確な指示が出せるでしょうか。ありそうで存在していなかった「災害時の取材マニュアル」ジャーナリストのプレミアム会員向けに発信します。(熊田安伸)

  • 広島県警の不正経理事件

    広島県福山市内の警察署で2019年から2020年にかけ、組織の指示によるカラ出張が何度も繰り返され、実態のない“出張”に対する旅費や時間外手当などが公金から支出されていた疑いがあることが、調査報道グループ「フロントラインプレス」の取材でわかった。こうした行為は以前から長期間、組織内で行われていた疑いもある。

  • 宮崎県警・証拠写真のSDカード改ざん疑惑

    殺人事件の証拠写真を収めたSDカードのデータを宮崎県警が改ざんした疑いが浮上した。絶対に改ざんできないはずの写真データが容易に修正できるとなれば、「事件捜査への信頼は失墜し、刑事司法は大混乱に陥るだろう」と捜査実務に詳しい関係者は言う。問題の背後に、いったい何があるのか。取材:フロントラインプレス

  • メディアの報道をテーマや表現ごとに「まとめ記事」はこちら

    関心の高い報道のテーマや、ビジュアライズの新たな表現形式、注目の取材手法など、各メディアの発信をまとめた記事はこちらになります。どうぞ参考に。

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Twitterでなぜヘイトが放置されていたのか、どういう基準で削除されたのか、新証言で明らかに

現在の「X」こと、旧「Twitter」。日本でのマンスリー・アクティブ・ユーザー(MAU=月に1回以上利用する人の数)は6000万人を超え、その影響力も絶大なSNSだ。しかしその内部では、一部のメディアを優遇して表示する措置が取られていたことを、内部の証言をもとに前回の記事で明らかにした。 ではもう一つの疑問、「なぜヘイトが放置されているのか、どういう基準で削除しているのか」についてはどうだったのだろうか。今回はその真相を明らかにする。 スローニュース取材班 ヤバい書き

    • 警察が払い下げた5万丁もの銃が犯罪に使われていた!米銃社会のベールに包まれた流通を7年がかりで暴いた調査報道

      あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 Police departments sell their used guns. Tousands end up at crime scenes.(警察が売った中古の銃が数千の犯罪現場で使われていた)いつまでたってもなくならない、アメリカでの銃犯罪。それも

      • 非行少年たちの更生を淡々とさせる「洗い屋」の日々を描いた大阪発ドキュメンタリー

        あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 ほっとけない“洗い屋” 〜尼崎 更生を支えて〜本当に偉い人というのは市井にいるんだ、ということをあらためて思い知らされたドキュメンタリーでした。NHK大阪の「関西熱視線」で放映された「ほっとけない”洗い屋!~尼崎 更生を支えて~でした。 兵庫県尼崎市で、

        • 関西で愛された作曲家、キダ・タローさんの知られざる生涯と秘めたる意地

          あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 「浪花の全身作曲家」キダ・タローが明かす数奇な人生『「浪花のモーツァルト」の愛称で親しまれた作曲家のキダ・タローさんが14日亡くなりました。93歳でした』 ーーNHKが「浪速のモーツァルト」という御本人得意の『ネタ』でこう報じるほど愛された作曲家キダ・タ

        • 固定された記事

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          Twitterでなぜヘイトが放置されていたのか、どういう基準で削除されたのか、新証言で明らかに

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          現在の「X」こと、旧「Twitter」。日本でのマンスリー・アクティブ・ユーザー(MAU=月に1回以上利用する人の数)は6000万人を超え、その影響力も絶大なSNSだ。しかしその内部では、一部のメディアを優遇して表示する措置が取られていたことを、内部の証言をもとに前回の記事で明らかにした。 ではもう一つの疑問、「なぜヘイトが放置されているのか、どういう基準で削除しているのか」についてはどうだったのだろうか。今回はその真相を明らかにする。 スローニュース取材班 ヤバい書き

          Twitterでなぜヘイトが放置されていたのか、どういう基準で削除されたのか、新証言で明らかに

          Twitterの「特定のメディアを優遇」「ヘイト放置」は本当だったのか?証言で浮かび上がった真相とは

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          去年7月に「X」と名称を変えるまで「Twitter」という名称で知られたソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。利用者が多い日本では、マンスリー・アクティブ・ユーザー(MAU=月に1回以上利用する人の数)が6000万人を超えるという。もはや凡百のメディアを超える拡散力を持った装置は、この国の言論空間だけでなく、社会活動や政策にさえ影響を与えているといっていい存在だ。 そんなSNSには、常に疑惑がつきまとってきた。 「特定のメディアだけ表示されるよう、優遇していたの

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          災害前線報道ハンドブック【第4章】復興フェイズ②復興予算問題に気づくまで

          「プレミアムプラン」に参加すると最後まで読めます

          スローニュース 熊田安伸 前回も紹介した通り、復興事業では「タテ割り」が必ずといっていいほど弊害として浮かび上がります。中でも大きな話題を呼んだ東日本大震災の復興予算問題は記憶に新しいところではないでしょうか。今回はその問題に気づくまでの取材の経緯をご紹介します。 当時の政権を揺るがせた復興予算問題東日本大震災が発生した翌年、2012年に放送された「NHKスペシャル シリーズ東日本大震災『追跡 復興予算19兆円』」は、増税によって賄われた復興予算が被災地とは直接的には関係

          災害前線報道ハンドブック【第4章】復興フェイズ②復興予算問題に気づくまで

          次世代の物質「GenX」米国では規制、清水工場ではまだ使われているのか【スクープ連載『デュポン・ファイル』第15回】

          「購読プラン」他に参加すると最後まで読めます

          次世代の物質「GenX」米国では規制、清水工場ではまだ使われているのか【スクープ連載『デュポン・ファイル』第15回】

          【会員限定】「NHK政治マガジン」の内幕をすべて語ります!そしてNHKはどこへ行くのか

          「購読プラン」他に参加すると最後まで読めます

          ウェブメディア「NHK政治マガジン」は、今年3月29日をもって6年の歴史に幕を下ろしました。立ち上げから3年余り運営してきた「当時の中の人」に、ジャーナリストの須田桃子さんが、今だからこそ話せる内幕を聞くイベントを開きます。また、ダイヤモンド・オンラインで『変局!岐路に立つNHK』の連載を発信したばかりの下本菜実さんも登壇。5月29日(水)19時からリアル会場&オンラインでの開催です。 2018年4月にスタートした「NHK政治マガジン」。当時は政治分野を専門にしたウェブメデ

          【会員限定】「NHK政治マガジン」の内幕をすべて語ります!そしてNHKはどこへ行くのか

          災害前線報道ハンドブック【第4章】復興フェイズ①復興の「空白地帯」を見つける

          「プレミアムプラン」に参加すると最後まで読めます

          スローニュース 熊田安伸 今回から第4章「復興フェイズ」です。復興計画・復興事業のチェックは、まさに「調査報道」そのもの。拙著『記者のためのオープンデータ活用ハンドブック』とかぶるテクニックやツールも多いですが、災害報道に特化した形でご紹介していこうと思います。 復興の現場を何度も歩くと…新潟県中越地震の発生から1年が経過した2005年の小千谷市。復興予算の規模は350億円で、本来なら既にかなりの復旧工事が進んでいるはずでした。 しかし小千谷市を担当しているNHK新潟放

          災害前線報道ハンドブック【第4章】復興フェイズ①復興の「空白地帯」を見つける

        記事

          普段は意識しない、どの川の流域で生活しているかを知ることができる「流域地図」アプリで思わぬ水害に備える

          あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 市区町村とは違う「自然の住所」を知っていますか?「流域」を3D地図化 5/13公開スマホ用登山アプリ「YAMAP」で知られるヤマップ社が日本全国の「流域」が簡単にわかる3Dデジタルの「YAMAP 流域地図」をリリースしました。 流域とは、地形により降った

          普段は意識しない、どの川の流域で生活しているかを知ることができる「流域地図」アプリで思わぬ水害に備える

          【スクープ】極秘資料で明らかになった地下水汚染の実態とは?「魚から高濃度検出」も隠されていた!

          国際機関が発がん性を指摘している化学物質「PFAS」。様々な用途に使われてきたため、PFAS汚染はいまや日本の各地で次々と確認されています。 中でも人の血液から高い濃度が検出されていたのが、静岡市の化学メーカー、三井・ケマーズフロロプロダクツの工場です。働いていた人だけでなく、周辺からも検出されました。 なぜ、汚染されてしまったのか。 その謎を解くカギをスローニュースは独自に入手。実に50ギガバイト(5万ファイル分)にのぼる工場内部の膨大な極秘データです。 半年近くを

          【スクープ】極秘資料で明らかになった地下水汚染の実態とは?「魚から高濃度検出」も隠されていた!

          【諸永裕司のPFASウオッチ】「何も説明しないし、対策も持ってこない!」静岡市長が会社に“公害の汚染者負担”求める

          国際機関から発がん性を指摘されているPFAS(有機フッ素化合物)。ジャーナリストの諸永裕司さんは、静岡市にある三井・ケマーズフロロプロダクツ(旧三井・デュポンフロロケミカル)の清水工場で高濃度に汚染された排水や排気の実態を記した大量の極秘資料『ディポン・ファイル』を入手し、スローニュース上でスクープ連載を発信。PFAS汚染が全国で問題になる中、地元のみならず各地から反響の声が上がっています。 この報道を受けて、いまどう対処しようとしているのか。今回、工場が立地する静岡市の難

          【諸永裕司のPFASウオッチ】「何も説明しないし、対策も持ってこない!」静岡市長が会社に“公害の汚染者負担”求める

          「事業承継」という流行りのスキームに乗ったら「地獄に突き落とされた」…M&Aの闇を描いたスクープ

          あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 M&A仲介の罠事業は順調で黒字だけど、経営者は高齢化して後継者もいない。そんな中小企業を、外部の人が引き継ぐ「事業承継」という仕組みを利用するケースが活発になっています。 店のブランドや培ってきたノウハウも生かせるとあって、中小企業庁も後押ししていますね

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          Twitterの「特定のメディアを優遇」「ヘイト放置」は本当だったのか?証言で浮かび上がった真相とは

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          【揺らぐ死刑判決】「自らが裁かれる」ことを恐れずに『真相の再検証』に踏み込んだ西日本新聞の決断

          あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 元死刑囚は真犯人だったのか…「飯塚事件」でスクープを連発した「西日本新聞」が“ゼロからの再検証”に挑んだ理由2022年4月にNHK BSで放送され、文化庁芸術祭・テレビドキュメンタリー部門大賞を受賞した番組「正義の行方 飯塚事件30年後の迷宮」が、映画版と

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          「官房機密費から選挙資金」「首相が候補者に裏金100万円」…スクープを連発する中国新聞が示す「地方紙の底力」

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          OpenAIがメディアに提案した「プリファード・パブリッシャー・プログラム」とはなにか

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          『虎に翼』で話題の冤罪事件!無実で逮捕されたとき「黙秘すべき」なのはなぜかを説いたマニュアル

          あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 取調べを受けることになったら ― 取調べを受ける心がまえについて ーNHKの朝ドラ『虎に翼』、私も毎回楽しみに見ています。その中で主人公の父親が逮捕された事件は「共亜事件」は、戦前の「帝人事件」がモデルだといわれています。 ドラマの主人公の父親も無罪を勝

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          災害前線報道ハンドブック【第4章】復興フェイズ②復興予算問題に気づくまで

          スローニュース 熊田安伸 前回も紹介した通り、復興事業では「タテ割り」が必ずといっていいほど弊害として浮かび上がります。中でも大きな話題を呼んだ東日本大震災の復興予算問題は記憶に新しいところではないでしょうか。今回はその問題に気づくまでの取材の経緯をご紹介します。 当時の政権を揺るがせた復興予算問題東日本大震災が発生した翌年、2012年に放送された「NHKスペシャル シリーズ東日本大震災『追跡 復興予算19兆円』」は、増税によって賄われた復興予算が被災地とは直接的には関係

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          在日クルド人への反感を引き起こした投稿、実はトルコ人のなりすましだった

          あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 越境した憎悪、拡散瞬く間 在日クルド人装い、1人で180件投稿このところ、クルド人への差別的な書き込みを妙によくSNSで見かけるようになりました。外国人が増えてくればトラブルだってあるでしょう。しかし人種の違いを理由にした、人を人とも思わないような差別はあ

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          ピューリッツアー賞2024の受賞作をどこよりも詳しく紹介!あの凄すぎる調査報道から新興ローカルメディアまで!

          あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 アメリカで報道の分野では最も権威のあるピューリッツアー賞。5月6日に2024年の受賞者が発表されました。 とはいえ、日本での報道はごく短いもの。今回は受賞作品を、どこよりも詳しく紹介しますよ。 公共サービス部門:プロパブリカ「法廷の友人たち」話題になっていた報道が、公共サービス部門

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