SlowNews | スローニュース

じっくりと取材や思考を重ねた良質なコンテンツで、誰もがもつ先入観(バイアス)を壊す。炎のような情熱と、事実をありのままに見る冷静さで常識や偏見をひっくり返す。そんな創り手とつながるコミュニティです。

SlowNews | スローニュース

じっくりと取材や思考を重ねた良質なコンテンツで、誰もがもつ先入観(バイアス)を壊す。炎のような情熱と、事実をありのままに見る冷静さで常識や偏見をひっくり返す。そんな創り手とつながるコミュニティです。

メンバーシップ

もっとみる
  • 購読プラン

    ¥500/月

    独自の調査報道やそれに関する記事などメンバー限定のコンテンツがご覧になります。過去の記事アーカイブの利用やオンラインイベントの参加もできます。

  • プレミアムプラン

    ¥1,000/月

    SlowNewsやそのクリエイターとのリアルイベントや勉強会に参加できます。書き手や編集者が集まるDiscordコミュニティにも招待。 プロ向けのHowTo記事や取材の裏側が学べる限定記事も閲覧できます。

リンク

マガジン

  • 諸永裕司のPFASウオッチ

    94本

    「永遠の化学物質」として問題になっているPFAS(有機フッ素化合物)。調査報道スクープや最新の自治体や企業の動き、取材の経過などをこちらで発信していきます。(取材:諸永裕司)

  • 「災害前線報道ハンドブック」と災害関連リポート

    68本

    大災害は突然にやってきます。その時、何を取材するべきでしょうか。記者たちに的確な指示が出せるでしょうか。ありそうで存在していなかった「災害時の取材マニュアル」ジャーナリストのプレミアム会員向けに発信します。(熊田安伸)

  • メディアの現在地

    114本

    存亡を賭けた事態に直面している伝統的メディアと、プラットフォーマーなどの新興メディア。それぞれが抱える様々な問題や、新たな取り組みについての報道をまとめています。(ジャニーズとメディアに関する報道は別のマガジンにまとめています)

  • おすすめノンフィクション

    42本

    毎月掲載「気になる来月のノンフィクション」をはじめ、本を紹介した記事をこちらにまとめています。

  • 医療や健康をめぐる問題

    30本

    美容外科による極秘のがん治療の問題など、独自の取材による記事をはじめ、医療や健康をめぐる報道をまとめています。(睡眠時無呼吸症候群の医療器具CPAPをめぐる問題は別のマガジンにまとめています)

記事一覧

吉田義男元監督が記者に「あんた、いま笑いなはったな。その笑いを1年間、忘れまへんで」と詰め寄ったエピソード

「総合的な判断」でいいのか?フジテレビCM問題で問われるスポンサーとメディアの「社会的責任」

年間50億円の巨費を投じる「子どもの健康と環境に関する全国調査」のデータがなぜか非公開…15年を経てようやく公開の動きが

【動画】兵庫県知事選と米大統領選の現場からメディアを考える…西田亮介、横田増生、松本創、田中淳子さんが登壇

能登の復興への動きが一目瞭然! 「NOTOまちづくりタイムライン」がすごい

【江東区議×記者の二刀流】「地盤・看板・カバンなし」の私が実践した3つの準備と東京23区メディアへの挑戦

トランプ大統領令で政府ホームページからワクチン、ヘイトクラム、科学研究の記述が削除されている

空撮1000枚から再現された八潮市「道路陥没」現場の3Dモデル

「ブロガーもTikTokerも参加を」 トランプ政権がホワイトハウスの記者会見最前列に新興メディアを指定

全国初の自治体によるPFAS血液検査の結果が衝撃的…87%が米指標超え、最大は37倍 岡山・吉備中央町

亡くなる前、竹内前県議の個人情報の削除を要請したのに、プラットフォーマーは放置していた!改めて問われるSNS運営のあり方

社会貢献、災害報道…利益度外視になりがちなメディアをどう持続可能にしていくのか、市民メディアの実践例から考える【メディフェスリポート②】

災害発生時のメディアの発信は「じゃない」方向に行ってしまっていた!?報道が果たすべき究極の目的と「リスク・コミュニケーション」とは【メディフェスリポート①】

郵便局の闇、ハチの心、テクノ封建制、ブラックホール、悪魔祓い…2月の気になるノンフィクション

作家タブー、バブルの怪人、右翼の大物…日本大学の暗黒史に挑んだノンフィクション『魔窟』は大学版『地面師』

Youtubeで最も登録者数の多いニュースメディアはCNNよりVice!でもそれを超えたのは…

吉田義男元監督が記者に「あんた、いま笑いなはったな。その笑いを1年間、忘れまへんで」と詰め寄ったエピソード

阪神タイガースをじめて日本一に導いた阪神・吉田義男元監督が2月3日、午前5時16分、脳梗塞のため亡くなりました。最近でも藤川球児タイガース新監督の誕生を喜んだり、OB との交流を楽しんだりするようす伝わっていた91歳の突然の訃報を、スポーツ新聞が一斉に報じました。 そんなたくさんの追悼記事の中でも、もっとも興味を引いたのは吉田さんの知られざるエピソードを書いた中日スポーツの田所龍一さんのコラムです。 1984年当時、「右翼」か「二塁」で揺れ動いていた岡田選手のポジション問

「総合的な判断」でいいのか?フジテレビCM問題で問われるスポンサーとメディアの「社会的責任」

「週刊文春は誤報だ!10時間、記者会見しろ!」と騒いでいる人が、同時に元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんが古巣を批判するYoutube番組を「真実がわかった!」と興奮してシェアする。 フジテレビ問題、深刻な問題ではあるけれど、ネットにあふれている情報を見ているとただただ疲れます。 一方的な批判、刺激的な物言い、わかりやすい構図、発信者のポジション…これらに警戒感を抱かないで、安易に飛びつき、拡散することが危険であることは言うまでもありません。 そうした、ある種の言論

年間50億円の巨費を投じる「子どもの健康と環境に関する全国調査」のデータがなぜか非公開…15年を経てようやく公開の動きが

健康影響を調べる大規模で画期的な「エコチル調査」体のなかに取り込んだ化学物質による健康への影響を調べる全国調査が動き始めたのは、東日本大震災の前年だった。 「子どもの健康と環境に関する全国調査」。エコロジーとチルドレンをかけあわせ、「エコチル調査」と呼ばれる。 2010年3月に作成された基本計画は、「環境要因(化学物質の曝露、生活環境等)が子どもの成長・発達に与える影響を明らかにする」として、 <実際のヒトにおいてどのような影響があるのかを、実際のヒトの集団で観察する疫

固定された記事

【動画】兵庫県知事選と米大統領選の現場からメディアを考える…西田亮介、横田増生、松本創、田中淳子さんが登壇

去年は日本も世界も大きな選挙が相次いだ年です。その中でも、日本では兵庫県知事選挙、アメリカでは大統領選挙があり、メディアのあり方、役割、そして信頼性が問われました。 そこで、スローニュースでは昨年12月27日にイベントを開催。兵庫県知事選挙を取材したノンフィクション作家の松本創さんによる現場からの報告、そして兵庫県知事選挙の取材やトランプ陣営に潜入した横田増生さん、米大統領選挙をロードトリップでまわったジャーナリストの田中淳子さん、そして社会学者の西田亮介さんの3人によるセ

能登の復興への動きが一目瞭然! 「NOTOまちづくりタイムライン」がすごい

能登半島地震の発生から1年。被災地の状況はいまどうなっているのか。復興への取り組みは、いま誰がどのように進めているのか。 そんなことをパッと調べようとしても、さてどこを見たらいいのやら。報道各社の特設サイトを見る方法もありますが、地域での取り組みの全てが報道されているわけではありません。少なくとも、東日本大震災や熊本地震では、十分に把握できるポータルのようなものはありませんでした。 そんな中で登場したのが、今回紹介する「NOTOまちづくりタイムライン」です。地域の課題をプ

【江東区議×記者の二刀流】「地盤・看板・カバンなし」の私が実践した3つの準備と東京23区メディアへの挑戦

記者や編集者のキャリアについて考える企画「私のメディア転職」。第3回では、日刊ゲンダイと毎日新聞で記者経験を積んだ井川諒太郎さん(33)に話を伺いました。現在は東京・江東区の区議として若者の声を区政に届けようと活動しています。   生まれ育った江東区で政治家の不祥事が相次ぎ、「政治はこのままでいいのか」と思いを募らせた井川さん。政治部出身ではなく、選挙で必要な3要素「地盤(組織力)」「看板(知名度)」「カバン(資金力)」もない中、選挙戦をどう勝ち抜いたのでしょうか。実践した「

トランプ大統領令で政府ホームページからワクチン、ヘイトクラム、科学研究の記述が削除されている

1月31日金曜日の午後以降、米国政府のウェブサイトから8,000ページ以上のウェブページが削除されたことがNewYorkTimesの分析で判明しました。 対象になったのはワクチン、ヘイトクライム、科学研究などに関する情報などです。 たとえば米国疾病予防管理センターでは3,000ページ以上におよびます。削除されたのは1000の研究記事を含む、アルツハイマーの警告サインに関する情報、妊娠中の人のためのワクチンガイドラインなどです。 司法省では、州レベルのヘイトクライムのデータ

空撮1000枚から再現された八潮市「道路陥没」現場の3Dモデル

1月28日に埼玉県埼玉県八潮市で起きた大規模な道路陥没事故。トラックに乗っていて穴に転落した74歳の男性は埋もれたとみられ、現地で救出にむけた作業は続いていますが、いまだ安否がわからないままです。 この事故の現場について、読売新聞が、空撮した約1000枚の写真を基に、陥没した現場を3Dモデルで再現しています。深さが15メートルほどで、土砂などが底から8メートルほどまで積み重なっている穴のようすがよくわかります。 少し重いので見にくいという方は、こちらの動画がわかりやすいか

「ブロガーもTikTokerも参加を」 トランプ政権がホワイトハウスの記者会見最前列に新興メディアを指定

第二期トランプ政権で、ホワイトハウスの広報に起用されたキャロライン・レビット報道官が、1月28日、初めての記者会見に臨み、会見の最前列を「ニューメディア」専用にすると宣言をしました。 レビット報道官は27歳。大統領選挙でトランプ陣営の広報を担当していた女性で、報道官としては史上最年少です。 会見の中で、「アメリカ史上、最も透明性が高い、気さくな大統領だ」と強調し、独立系ジャーナリスト、ポッドキャスター、ソーシャルメディア・インフルエンサー、コンテンツ・クリエイターに、ホワ

全国初の自治体によるPFAS血液検査の結果が衝撃的…87%が米指標超え、最大は37倍 岡山・吉備中央町

12歳以下の子ども34人も指標の5倍以上衝撃の数字が明らかになった。 岡山県吉備中央町は1月28日、PFASについて日本で初めてとなる自治体による血液検査の結果を公表した。 発がん性が指摘されるPFOAなど7物質を合計した平均値は152ナノグラム(血漿1ミリリットル中)。アメリカの学術機関「全米アカデミー」が、健康リスクが高まるとする指標(20ナノグラム)の7.5倍にあたる。 検査を受けたのは、2歳から12歳までの65人と、13歳から102歳までの644人を合わせた計7

亡くなる前、竹内前県議の個人情報の削除を要請したのに、プラットフォーマーは放置していた!改めて問われるSNS運営のあり方

兵庫県の竹内前県議が亡くなったことについては、多くの人がショックを受け、心を痛めていると思います。 本人の心をのぞかなければ分からないことは多いのですが、生前に「ネットでの誹謗中傷や根拠のない臆測による批判などに悩んでいた」ことは周囲の証言から明らかです。どれだけのストレスを感じていたことでしょうか。 百条委員会で告発文書問題を追及していた竹内前県議へのデマが拡散し、それにともなって自宅への嫌がらせの電話や、「ピンポンダッシュ」が行われていました。実はその背景には、竹内前

社会貢献、災害報道…利益度外視になりがちなメディアをどう持続可能にしていくのか、市民メディアの実践例から考える【メディフェスリポート②】

市民が中心となって運営したり、運営に参加したりするメディアは、実は全国に多数あります。しかし課題は「持続可能性」。どのようにしていけばいいのか。 11月23日に立命館大学で開かれた「メディフェス」では、市民が参加するメディアの運営に関わる人たちが、自らの取り組みについて語りました。今回は複数のセッションの中から、「持続可能性」の課題について語られた内容を紹介します。市民メディアのみならず、あらゆるメディアにとって、参考になる話だと思います。 スローニュース 熊田安伸 誰

災害発生時のメディアの発信は「じゃない」方向に行ってしまっていた!?報道が果たすべき究極の目的と「リスク・コミュニケーション」とは【メディフェスリポート①】

「大災害が発生した時、報道は自分たちが何をすべきか分かっていない!」そんな刺激的な提言がありましたよ。 セッションが行われたのが「メディフェス」。市民が中心となって運営したり、運営に参加したりするメディアが一堂に集まって交流するイベントです。実はこうした市民メディア、全国にたくさんあるのです。 11月23日に立命館大学で開かれたこのイベントの内容については、すでに立命館大学新聞社が紹介しています。ただ、こちらの紹介では触れられなかった、メディア関係者には重要なセッションが

郵便局の闇、ハチの心、テクノ封建制、ブラックホール、悪魔祓い…2月の気になるノンフィクション

古幡瑞穂 JAの闇を描いたノンフィクション『対馬の海に沈む』の次は、郵便局の闇を描いたノンフィクションが刊行されてきます。 先日もヤマト運輸とのあいだに120億円という訴訟を起こした日本郵便。果たして裏側では何が起きているのか、これからどうなるのでしょう。 この『ブラック郵便局』では西日本新聞の記者である宮崎拓朗氏が1,000人以上の関係者の声を聞き、巨大組織の実態を暴き出しています。過剰なノルマ、パワハラ、既得権に群がる人々。読んでおきたい1冊です。 『ブラック郵便

作家タブー、バブルの怪人、右翼の大物…日本大学の暗黒史に挑んだノンフィクション『魔窟』は大学版『地面師』

テレビ局の報道やワイドショーに芸能界タブーがあるように、スキャンダル報道ではイケイケの週刊誌にもタブーがあります。その代表は「作家タブー」です。 あの週刊文春だって石原慎太郎元東京都都知事の批判を載せたのは、彼が芥川賞選考委員を辞めてからでした。 ノンフィクション作家、森功さんの新刊『魔窟 知られざる「日大帝国」興亡の歴史』の書評をあまり雑誌でみかけないのは、林真理子日本大学理事長への忖度があるのではないか。そんなウワサを出版界ではよく聞きます。 実際、この本が連載をし

Youtubeで最も登録者数の多いニュースメディアはCNNよりVice!でもそれを超えたのは…

英語圏で発信するYoutubeのニュース系パブリッシャーアカウントの登録数ランキングを、英国のメディア「Press Gazette」が発表しています。 1位はViceチャンネルの1870万人。2位がアメリカABC newsの1800万人、3位がCNNの1740万人とつづきます。 Viceはほかにも、Vice News(購読者数920万人)Vice TV(260万人)、Vice Asia(160万人)を抱えています。 Press Gazetteはニュース系のインフルエンサ