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安田洋祐、岩永直子、堀潤…アカデミズム×ジャーナリズムで「ハームリダクション」を考える【11月20日開催】

ハームリダクションとは?

「ハームリダクション」という言葉をご存じでしょうか?

お酒や薬、たばこ。一定の害(ハーム)があるとされながらも、上手につきあうことで、ストレスを解消したり、コミュニティの絆を深めたり、文化の醸成につながる。私たちの生活には、そんなものがたくさんあります。

完全に断つことはむずかしくても、なるべく害を減らしながら、上手につきあっていくことを「ハームリダクション」といいます。

欧米では広く知られる考え方ですが、日本での認知は低く、政策や回復プログラムでは「完全に断つか、それとも依存するのか」という二択を迫られ、生きづらさを感じる人も多くいます。

害(ハーム)を最小限にとどめながら、さまざまな生きづらさと共存していくために、私たちの社会は、どんな取り組みができるのでしょうか。
経済学、医療政策、ジャーナリズムの立場から、気鋭のパネリストたちが議論します。 

開催概要

日時: 2024年11月20日(水) 16時00分-17時10分
形式: オンライン(Zoom)
参加費:無料
主催: スローニュース株式会社
協賛: 一般社団法人 新時代戦略研究所

プログラム(予定)

16:00-16:10 オープニング
16:10-17:00 パネルディスカッション「ハーム・リダクションと孤立しない社会の構築」(仮題)
17:00-17:10 質疑応答
(プログラムは予告なく変更する場合がございます)

申し込み方法

以下のリンクからチケットをお申し込みください。参加費は無料です。

パネリスト紹介

岩永 直子氏
医療記者、Addiction Report編集長

<略歴>
1998年、読売新聞社入社。社会部、医療部を経て2015年にyomiDr.編集長。17年、BuzzFeed Japanに転職し医療部門を創設。23年7月より独立し「医療記者、岩永直子のニュースレター」など複数の媒体で発信する。24年、依存症専門メディア「Addiction Report」を開設し、編集長に就任。 単著に『言葉はいのちを救えるか?生と死、ケアの現場から』(晶文社)、『今日もレストランの灯りに』(イースト・プレス)がある。

堀 潤氏
ジャーナリスト

<略歴>
1977年兵庫県生まれ。株式会社8bitNews代表取締役 / 株式会社わたしをことばにする研究所代表取締役
立教大学文学部ドイツ文学科卒業後、2001年NHK入局。「ニュースウォッチ9」リポーター「Bizスポ」キャスター等、報道番組を担当。UCLA・カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員研究員を経て、2012年、市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、2013年4月1日付でNHKを退局。現在は、TOKYO MX「堀潤LIVE Junction」のMCをはじめ、ABEMA「ABEMA Prime」、読売テレビ・日本テレビ「ウェークアップ」や「す・またん」などに出演し、国内外の取材や執筆など多岐に渡り活動中。「Forbes Japan」オフィシャルコラムニスト。2019年から、早稲田大学グローバル科学知融合研究所招聘研究員に就任し、SDGsフロンティアラボで官民の枠を超えたイベントや情報発信を企画している。2020年、自身で監督、出演、制作を行った映画「わたしは分断を許さない」を公開。2024年より8bitNewsの地域グローバルスタジオの運営も。

安田 洋祐氏
経済学者 大阪大学大学院経済学研究科 教授

<略歴>
1980年2月20日東京都に生まれる。2002年東京大学卒業。最優秀卒業論文に与えられる大内兵衛賞を受賞し経済学部卒業生総代となる。米国プリンストン大学へ留学して07年Ph.D.(経済学)取得。政策研究大学院大学助教授、大阪大学准教授を経て、22年7月より現職。専門はゲーム理論、マーケットデザイン、産業組織論。American Economic Review、Journal of Economic Theoryをはじめ、国際的な経済学術誌に論文を多数発表。20年6月に株式会社エコノミクスデザインを共同で創業し、コンサルティング業務やオンライン教育「ナイトスクール」を行う。政府の委員やテレビのコメンテーターとしても活動。主な著書に『日本の未来、本当に大丈夫なんですか会議 経済学×社会学で社会課題を解決する』、『そのビジネス課題、最新の経済学で「すでに解決」しています。』(いずれも共著)、『学校選択制のデザイン ゲーム理論アプローチ』(編著)、『ラディカル・マーケット 脱・私有財産の世紀』(監訳)など。

モデレーター

瀬尾 傑
スローニュース株式会社 代表取締役

<略歴>
日経BP社『日経ビジネス』記者、講談社『現代ビジネス』編集長、第一事業戦略部長などを経て、2018年8月よりスマートニュースメディア研究所所長に。19年2月、調査報道支援のための会社、スローニュースを設立し、代表に就任。新しい時代のジャーナリズムの育成と支援に取り組んでいる。23年、スローニュースの連載を書籍化した『黒い海 船は突然、深海へ消えた』(伊澤理江著)が第64回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。無料のメールマガジン『SlowNews Letter』を配信中。 インターネットメディア協会代表理事。

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