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じっくりと取材や思考を重ねた良質なコンテンツで、誰もがもつ先入観(バイアス)を壊す。炎…

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じっくりと取材や思考を重ねた良質なコンテンツで、誰もがもつ先入観(バイアス)を壊す。炎のような情熱と、事実をありのままに見る冷静さで常識や偏見をひっくり返す。そんな創り手とつながるコミュニティです。

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  • 内部告発(公益通報)をめぐる問題

    広島県警、鹿児島県警、兵庫県と、いま内部告発(公益通報)が改めて大きな問題になっています。まだ十分に理解されていない公益通報制度をめぐる報道をこちらにまとめています。(広島県警の問題は別のマガジンです)

  • 「人質司法」と冤罪事件

    大川原化工機の冤罪事件をはじめ、「人質司法」と言われる捜査当局の長期勾留の問題などが相次いで明らかになっています。そうした捜査の果てに起きてしまう「冤罪事件」も。この問題をめぐる記事をまとめています。

  • 諸永裕司のPFASウオッチ

    「永遠の化学物質」として問題になっているPFAS(有機フッ素化合物)。調査報道スクープや最新の自治体や企業の動き、取材の経過などをこちらで発信していきます。(取材:諸永裕司)

  • メディアの現在地

    存亡を賭けた事態に直面している伝統的メディアと、プラットフォーマーなどの新興メディア。それぞれが抱える様々な問題や、新たな取り組みについての報道をまとめています。(ジャニーズとメディアに関する報道は別のマガジンにまとめています)

  • おすすめノンフィクション

    毎月掲載「気になる来月のノンフィクション」をはじめ、本を紹介した記事をこちらにまとめています。

内部告発(公益通報)をめぐる問題

広島県警、鹿児島県警、兵庫県と、いま内部告発(公益通報)が改めて大きな問題になっています。まだ十分に理解されていない公益通報制度をめぐる報道をこちらにまとめています。(広島県警の問題は別のマガジンです)

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五百旗頭理事長逝去に関する告発文書の記述について

兵庫県の前西播磨県民局長が作成した4ページの告発文書「斎藤元彦兵庫県知事の違法行為等について(令和6年3月12日現在)」をめぐり、兵庫県議会は、真実解明のため地方自治法100条に基づく調査権限を発動して、特別委員会(百条委員会)を開催しています。この文書に対する斎藤元彦知事らの対応が公益通報者保護法に違反するのではないか、との問題が社会の関心事となっています。 内部告発の実情を長年研究してきた上智大学の奥山俊宏教授が、同委員会で参考人として陳述するのに合わせ5日に同委員会に

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【詳細解説】真実相当性に関する兵庫県の判断の問題点について

兵庫県の前西播磨県民局長が作成した4ページの告発文書「斎藤元彦兵庫県知事の違法行為等について(令和6年3月12日現在)」をめぐり、兵庫県議会は、真実解明のため地方自治法100条に基づく調査権限を発動して、特別委員会(百条委員会)を開催しています。この文書に対する斎藤元彦知事らの対応が公益通報者保護法に違反するのではないか、との問題が社会の関心事となっています。内部告発の実情を長年研究してきた上智大学の奥山俊宏教授が、同委員会で参考人として陳述するのに合わせ5日に同委員会に提出

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「告発文書を世に知らしめたのは元局長ではなく斎藤知事その人です」なぜ知事らの行いが法律違反といえるのか、兵庫県議会・百条委での解説全文(後編)

兵庫県の元西播磨県民局長が作成した4ページの告発文書「斎藤元彦兵庫県知事の違法行為等について(令和6年3月12日現在)」をめぐり、兵庫県議会は、真実の解明のために地方自治法100条に基づく調査権限を発動して、「百条委員会」を開催しています。 5日午前は、スローニュース上で『新聞ではわからない疑惑の核心!「おねだり疑惑」斎藤兵庫県知事はどこで間違えたのか』を発信した、公益通報制度に詳しい上智大学教授でジャーナリストの奥山俊宏さんが百条委員会に招かれ、意見を陳述しました。 ス

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「斎藤知事の言動は“公開パワハラ”だ」兵庫県議会の百条委で奥山教授が鋭く指摘した全文を掲載(前編)

兵庫県の前西播磨県民局長が作成した4ページの告発文書「斎藤元彦兵庫県知事の違法行為等について(令和6年3月12日現在)」をめぐり、兵庫県議会は、真実の解明のために地方自治法100条に基づく調査権限を発動して、特別委員会(百条委員会)を開催しています。 5日午前は、スローニュース上で『新聞ではわからない疑惑の核心!「おねだり疑惑」斎藤兵庫県知事はどこで間違えたのか』を発信した、公益通報制度に詳しい上智大学教授でジャーナリストの奥山俊宏さんが百条委員会に招かれ、意見を陳述しまし

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「人質司法」と冤罪事件

大川原化工機の冤罪事件をはじめ、「人質司法」と言われる捜査当局の長期勾留の問題などが相次いで明らかになっています。そうした捜査の果てに起きてしまう「冤罪事件」も。この問題をめぐる記事をまとめています。

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マスコミが報じなかった和歌山毒物カレー事件の冤罪検証 〝毒婦 林眞須美〟の真相に迫る「マミー」で明かされる26 年目の衝撃【単独監督インタビュー】

夏祭りで提供された猛毒のヒ素入りカレーを食べた 67人がヒ素中毒となり、小学生を含む4人が死亡した 。1998年7月に起こった和歌山毒物カレー事件は当時、テレビのワイドショーや新聞、週刊誌が盛んに報じたことで、世間の注目を浴びた。 あれから26年。 最高裁判決で死刑が確定している林眞須美死刑囚は冤罪かもしれない。犯人でないなら、誰が彼女を殺すのか? そんな視点で事件の再検証に取り組んだ話題作が映画『マミー』だ。映画を通して何を訴えたかったのか、二村真弘監督に聞いた。

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「自分と同じ尊厳のある人間だと見ていない」警視庁内規から考える治療中の手錠使用と立ち合いの是非

警視庁に詐欺容疑で逮捕された日下早苗さん(48)は、勾留中の2023年8月、心臓の病気で救急搬送された際、手錠につながれたままの状態で治療を受けさせられた。 今回の取材で明らかになったのは、情報公開請求で入手した内規「警視庁巡回護送規定の制定について」の問題点だ。 警視庁の内規は、国際基準や関係法令の原則に反している可能性がある(全2回のうちの2回目)。 スローニュース 宮崎稔樹/フロントラインプレス 戒具の利用はどこまで許されるのか刑事施設の管理や被拘禁者の処遇の在

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「手錠は規則だから外せない」救命のための医師からの要請に応じない警視庁の非道な振る舞い

警視庁に逮捕された40代女性が心臓の病気で留置場から病院に救急搬送された際、手錠につながれたままの状態で治療を受けさせられていた──。 無罪主張を続ける女性が、300日以上に及ぶ勾留体験を独占告白した。医療行為中の戒具(手錠・捕縄)の使用はどこまで許されるのか。 女性は「人間扱いされているとは到底言えなかった。適切な医療を適切な形で受けさせてほしかった」と訴えている(全2回のうちの1回目)。 スローニュース 宮崎稔樹/フロントラインプレス 勾留322日、一貫して無罪を

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最悪の冤罪事件を生み出す「公安捜査」の構造を徹底検証したNHKスペシャルが「調査報道大賞」を受賞!

NPO法人報道実務家フォーラムとスローニュースが共催する第4回 調査報道大賞の第4回授賞作品が決まりました。 今年の大賞は、大川化工機冤罪事件の構造を徹底的に検証したNHKスペシャル「“冤罪”の深層〜警視庁公安部で何が〜」大川原化工機 が受賞しました。 選考委員会委員長をつとめたジャーナリスト 江川紹子さんは、 「これらの調査報道がなければ、私たちは大事な事実を知ることができずにいたでしょう。特に大賞のNHKスペシャルは、閉鎖的な公安警察が引き起こした冤罪事件の闇に、勇気

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諸永裕司のPFASウオッチ

「永遠の化学物質」として問題になっているPFAS(有機フッ素化合物)。調査報道スクープや最新の自治体や企業の動き、取材の経過などをこちらで発信していきます。(取材:諸永裕司)

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実は絞り込まれていた千葉、神奈川の「汚染源」…自治体研究所のPFAS調査はなぜ黙殺されたのか

「汚染源の99%はわからない」 環境省がこうした見解を示すなか、興味深い動きがあった。 千葉県が7月末、周辺の川や井戸から高濃度のPFAS(有機フッ素化合物)が検出されている海上自衛隊・下総航空基地(千葉県柏市)に立ち入り検査をした。 県環境生活部は「PFOS・PFOAの使用履歴があるかどうかを、流域にあるすべての事業所に聞いている」と言い、対象となる約50カ所の一つと説明するが、基地が汚染源である可能性はきわめて高い。 「汚染源」は17年前から絞り込まれていたじつは、

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発がん性が指摘されるPFASの除去技術を実用化へ、静岡市が企業と提携!でも費用はだれが負担する?

PFASを除去する技術とは8月21日、東京・品川にあるホテルで記者会見が開かれた。そこで流れたプレゼンテーション動画で、次のようなメカニズムが紹介された。 PFAS(有機フッ素化合物)に汚染された水が入った水槽で、薬品を入れて、加圧と減圧を繰り返す。やがて微細な泡(ナノバブル)ができ、PFASを分離させる。まもなく、PFASを吸着した泡が水面に浮かび上がる。その泡をかき集めて取り除く。こうして約80パーセントのPFASを除去することができたという。 実験は、「ウォーターア

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広がる「PFAS汚染列島」…行政が動かない中、市民が独自の調査で解明も

PFAS汚染地域の代表が一堂に「PFAS汚染列島」の現実をあらためて印象づけられた。 8月17日に開かれた「PFASオンライン全国交流集会」。 南は沖縄から北は青森まで、PFAS汚染が確認された場所のうち、17地域の代表が汚染の現状や取り組みの内容などについて報告した。大規模な血液検査を実施するなどしてきた「多摩地域の有機フッ素化合物(PFAS) 汚染を明らかにする会」が主催した。 汚染源は全国各地で見つかっているが、「PFOS」が高濃度で検出されていれば基地(米軍また

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データ不足が問題なのに「血液検査はかえって不安を」と後ろ向きな環境省。PFAS対策の「戦略」はどこへ

水道水のデータは3年前、川や地下水は2年前21世紀型の公害である有機フッ素化合物(PFAS)汚染をめぐっては、飲み水に含まれる基準を決めるにあたっても、体内に摂取できる量を設けるにあたっても再三、データ不足が指摘されている。 全国的な汚染の広まりを受けて、環境省がPFAS対策の司令塔となる組織を立ち上げたのは昨年1月。「PFASに対する総合戦略検討専門家会議」には、16人の専門家が名を連ねている。 8月1日に開かれた会議で、環境省はこの1年半の取り組みについて説明した。一

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メディアの現在地

存亡を賭けた事態に直面している伝統的メディアと、プラットフォーマーなどの新興メディア。それぞれが抱える様々な問題や、新たな取り組みについての報道をまとめています。(ジャニーズとメディアに関する報道は別のマガジンにまとめています)

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政治家に利用されかけた!?サイト廃止、NHKの信頼も失墜しかねなかった最大のピンチとは【NHK政治マガジンの興亡⑤】

6年の歴史に幕を下ろした「NHK政治マガジン」。話題を呼んだウェブメディアは最終的には「民業圧迫」の象徴とまで言われました。どのように生まれ、どのような役割を果たし、どうして廃止されたのか。その秘話を数回にわたってお届けしています。 第5回は、次々と襲ってきた大ピンチについて。中には政治マガジンの存続どころか、NHKの信用失墜にもつながりかねなかった大問題もありました。 ジャーナリストの須田桃子さんが、「政治マガジン」を立ち上げ、3年間編集を担当した、熊田安伸・元NHKネ

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ドラマ『セクシー田中さん』事件の報告書から見える「作家性」の軽視をベテラン編集者が読み解く

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 なぜ、作家性は守られなければならないのか?──ドラマ『セクシー田中さん』で浮き彫りになった原作者軽視の悲しき慣習日本テレビが制作したドラマ『セクシー田中さん』が、原作者の漫画家、芦原妃名子さんの死という悲しい結果につながってから、半年が過ぎました。 この

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これでX離れも安心?!BluySkyに可能性を見つけたメディアの戦略とは

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 Twitterの代替になる? Blueskyに可能性を見出す新聞社X(旧Twitter)がメディアとの関係性もふくめて迷走するなかで、これまでXに記事の拡散やイベントの告知、読者とのエンゲージメントづくりを頼ってきたメディアの多くは、今後について頭を悩ませ

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「嫌われた広告」の行方をデジタル広告のプロと考える…「ぼくらの『アドチェック』」イベント動画を会員向けに配信

スローニュース会員のみなさま、お待たせいたしました。7月31日に開催した会員限定イベント『デジタル広告のプロと本音で考える「嫌われたネット広告」に未来はあるか ぼくらの「アドチェック」』を収録した動画を配信いたします。 なりすまし広告や詐欺広告も横行するSNSの広告は、今や社会問題に。スマホやPCの画面を覆い尽くすような広告の数は、ユーザーにとって、邪魔者でしかありません。 ネット広告はなぜこんな嫌われものなってしまったのか。どんな被害をもたらしているのか。その惨状がなぜ

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おすすめノンフィクション

毎月掲載「気になる来月のノンフィクション」をはじめ、本を紹介した記事をこちらにまとめています。

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ピケティ、潜入取材の手法、エリート過剰生産…9月の気になるノンフィクション

古幡 瑞穂 ノンフィクションレビューサイト『HONZ』で連載していた「これから出る本」がお引っ越ししました。本の中でも“ノンフィクション”は非常に範囲が広く、書店店頭で探すのも難しいジャンルになります。しかし、発売されている本を眺めているだけでも、今の世の中やこれからの世の中が見えてきます。9月はどんな本が発売されてくるのでしょうか。 今年はバーツラフ・シュミルの当たり年のようです。3月には『Invention and Innovation』、6月には『SIZE(サイズ

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総力戦研究所を描いた『虎に翼』を見て思い浮かべた、「敗戦の理由」を正面から問う本

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 『虎に翼』岡田将生さん演じる航一モデル・三淵乾太郎が所属<ある機関>総力戦研究所とは?若きエリートたちは「日本必敗」を開戦前に予測したが…話題の朝ドラ『虎に翼』、8月2日の展開には驚きました。 岡田将生さんが演じる星航一が打ち明けた秘密、それは彼が「総力

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「内部告発は組織への裏切りではなく、公益のため必要なこと」今の時代にこそ読みたい、組織と告発者を取材したルポルタージュ

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 「ルポ 内部告発 なぜ組織は間違うのか」広島県警、鹿児島県警、そして兵庫県など。いま、組織の不正を「内部告発」する動きが相次いでいます。 しかしスローニュースでも何度もお伝えしているように、「公益通報制度」がその趣旨の通りに理解されているのかと、首をかし

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天安門事件から35年、歴史の分水嶺で日本外交は何を決断し、何を誤ったのか、外交機密文書から読み解く

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょう6月4日のおすすめはこちら。 天安門ファイル 極秘記録から読み解く日本外交の「失敗」35年前の6月4日に起きたのが、今の強権的な中国のルーツにもなったと言われる「天安門事件」です。 民主化要求運動に対し、人民解放軍を投入した武力による流血の鎮圧が行われた天安門事件。現場で何が

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