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じっくりと取材や思考を重ねた良質なコンテンツで、誰もがもつ先入観(バイアス)を壊す。炎のような情熱と、事実をありのままに見る冷静さで常識や偏見をひっくり返す。そんな創り手とつながるコミュニティです。

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  • 災害前線報道ハンドブック

    大災害は突然にやってきます。その時、何を取材するべきでしょうか。記者たちに的確な指示が出せるでしょうか。ありそうで存在していなかった「災害時の取材マニュアル」ジャーナリストのプレミアム会員向けに発信します。(熊田安伸)

  • 諸永裕司のPFASウオッチ

    「永遠の化学物質」として問題になっているPFAS(有機フッ素化合物)。調査報道スクープや最新の自治体や企業の動き、取材の経過などをこちらで発信していきます。(取材:諸永裕司)

  • 広島県警の不正経理事件

    広島県福山市内の警察署で2019年から2020年にかけ、組織の指示によるカラ出張が何度も繰り返され、実態のない“出張”に対する旅費や時間外手当などが公金から支出されていた疑いがあることが、調査報道グループ「フロントラインプレス」の取材でわかった。こうした行為は以前から長期間、組織内で行われていた疑いもある。

  • 宮崎県警・証拠写真のSDカード改ざん疑惑

    殺人事件の証拠写真を収めたSDカードのデータを宮崎県警が改ざんした疑いが浮上した。絶対に改ざんできないはずの写真データが容易に修正できるとなれば、「事件捜査への信頼は失墜し、刑事司法は大混乱に陥るだろう」と捜査実務に詳しい関係者は言う。問題の背後に、いったい何があるのか。取材:フロントラインプレス

  • メディアの報道をテーマや表現ごとに「まとめ記事」はこちら

    関心の高い報道のテーマや、ビジュアライズの新たな表現形式、注目の取材手法など、各メディアの発信をまとめた記事はこちらになります。どうぞ参考に。

最近の記事

  • 固定された記事

突如として始まった曝露防止策に従業員たちから反発も【スクープ連載『デュポン・ファイル』第13回】

国際機関から発がん性を指摘されている有機フッ素化合物の「PFOA(ピーフォア)」。三井・デュポンフロロケミカルの清水工場(静岡市)で通称C-8として半世紀以上にわたって使われ、工場の内外を汚染していた。その工場内の極秘データが収められた「デュポン・ファイル」を入手。5万ファイルに及ぶ膨大な資料を紐解きながら、「地下水汚染」「排水汚染」「大気汚染」「体内汚染(従業員)」の実態を4週にわたって描く調査報道シリーズの連載第13回。 「PFOA全廃」の方針が決まった時、従業員の曝露

    • 【会員限定】「NHK政治マガジン」の内幕をすべて語ります!そしてNHKはどこへ行くのか

      ウェブメディア「NHK政治マガジン」は、今年3月29日をもって6年の歴史に幕を下ろしました。立ち上げから3年余り運営してきた「当時の中の人」に、ジャーナリストの須田桃子さんが、今だからこそ話せる内幕を聞くイベントを開きます。また、ダイヤモンド・オンラインで『変局!岐路に立つNHK』の連載を発信したばかりの下本菜実さんも登壇。5月29日(水)19時からリアル会場&オンラインでの開催です。 2018年4月にスタートした「NHK政治マガジン」。当時は政治分野を専門にしたウェブメデ

      • 米国で爆発的人気の音声SNS「Airchat」はClubhouseの二の舞いを避けられるのか

        あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 音声アプリ「Airchat」がシリコンバレーを席巻中シリコンバレーで音声アプリ『Airchat』が、新規登録を制限するほどの人気になっていると、Wiredが紹介をしています。 AirchatはXのフィードと、コロナの期間に爆発的に流行したclubhous

        • 災害前線報道ハンドブック【第4章】復興フェイズ①復興の「空白地帯」を見つける

          スローニュース 熊田安伸 今回から第4章「復興フェイズ」です。復興計画・復興事業のチェックは、まさに「調査報道」そのもの。拙著『記者のためのオープンデータ活用ハンドブック』とかぶるテクニックやツールも多いですが、災害報道に特化した形でご紹介していこうと思います。 復興の現場を何度も歩くと…新潟県中越地震の発生から1年が経過した2005年の小千谷市。復興予算の規模は350億円で、本来なら既にかなりの復旧工事が進んでいるはずでした。 しかし小千谷市を担当しているNHK新潟放

        • 固定された記事

        突如として始まった曝露防止策に従業員たちから反発も【スクープ連載『デュポン・ファイル』第13回】

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        • 災害前線報道ハンドブック
          45本
        • 諸永裕司のPFASウオッチ
          46本
        • 広島県警の不正経理事件
          19本
        • 宮崎県警・証拠写真のSDカード改ざん疑惑
          8本
        • メディアの報道をテーマや表現ごとに「まとめ記事」はこちら
          17本
        • プロジェクト「オープンデータウオッチ」
          8本

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        • 来月の会員向けイベントは「政治マガジンの内幕とNHKの行方」です!

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        • 気候変動の報道、データに興味がある人には必見

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        • きょうの必読は政治団体の「訂正」の徹底分析を紹介

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        • 今週末は報道実務家フォーラムです

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          【会員限定】「NHK政治マガジン」の内幕をすべて語ります!そしてNHKはどこへ行くのか

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          ウェブメディア「NHK政治マガジン」は、今年3月29日をもって6年の歴史に幕を下ろしました。立ち上げから3年余り運営してきた「当時の中の人」に、ジャーナリストの須田桃子さんが、今だからこそ話せる内幕を聞くイベントを開きます。また、ダイヤモンド・オンラインで『変局!岐路に立つNHK』の連載を発信したばかりの下本菜実さんも登壇。5月29日(水)19時からリアル会場&オンラインでの開催です。 2018年4月にスタートした「NHK政治マガジン」。当時は政治分野を専門にしたウェブメデ

          【会員限定】「NHK政治マガジン」の内幕をすべて語ります!そしてNHKはどこへ行くのか

          災害前線報道ハンドブック【第4章】復興フェイズ①復興の「空白地帯」を見つける

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          スローニュース 熊田安伸 今回から第4章「復興フェイズ」です。復興計画・復興事業のチェックは、まさに「調査報道」そのもの。拙著『記者のためのオープンデータ活用ハンドブック』とかぶるテクニックやツールも多いですが、災害報道に特化した形でご紹介していこうと思います。 復興の現場を何度も歩くと…新潟県中越地震の発生から1年が経過した2005年の小千谷市。復興予算の規模は350億円で、本来なら既にかなりの復旧工事が進んでいるはずでした。 しかし小千谷市を担当しているNHK新潟放

          災害前線報道ハンドブック【第4章】復興フェイズ①復興の「空白地帯」を見つける

          突如として始まった曝露防止策に従業員たちから反発も【スクープ連載『デュポン・ファイル』第13回】

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          国際機関から発がん性を指摘されている有機フッ素化合物の「PFOA(ピーフォア)」。三井・デュポンフロロケミカルの清水工場(静岡市)で通称C-8として半世紀以上にわたって使われ、工場の内外を汚染していた。その工場内の極秘データが収められた「デュポン・ファイル」を入手。5万ファイルに及ぶ膨大な資料を紐解きながら、「地下水汚染」「排水汚染」「大気汚染」「体内汚染(従業員)」の実態を4週にわたって描く調査報道シリーズの連載第13回。 「PFOA全廃」の方針が決まった時、従業員の曝露

          突如として始まった曝露防止策に従業員たちから反発も【スクープ連載『デュポン・ファイル』第13回】

          秘密裏の血液検査の一方、会社側は「健康影響はない」と説明し続けた【スクープ連載『デュポン・ファイル』第12回】

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          国際機関から発がん性を指摘されている有機フッ素化合物、「PFOA(ピーフォア)」。三井・デュポンフロロケミカルの清水工場(静岡市)で通称「C-8」として半世紀以上にわたって使われ、工場の内外を汚染していた。その工場内の極秘データが収められた「デュポン・ファイル」を入手。5万ファイルに及ぶ膨大な資料を紐解きながら、「地下水汚染」「排水汚染」「大気汚染」「体内汚染(従業員)」の実態を4週にわたって描く調査報道シリーズの連載第12回。 C-8の健康影響について、会社は従業員たちに

          秘密裏の血液検査の一方、会社側は「健康影響はない」と説明し続けた【スクープ連載『デュポン・ファイル』第12回】

          排気ガスの浄化装置でも相次いだトラブル【スクープ連載『デュポン・ファイル』第10回】

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          国際機関から発がん性を指摘されている有機フッ素化合物の「PFOA(ピーフォア)」。三井・デュポンフロロケミカルの清水工場(静岡市)で半世紀以上にわたって使われ、工場の内外を汚染していた。その工場内の極秘データが収められた「デュポン・ファイル」を入手。5万ファイルに及ぶ膨大な資料を紐解きながら、「地下水汚染」「排水汚染」「大気汚染」「体内汚染(従業員)」の実態を4週にわたって描く調査報道シリーズの連載第10回。 前回は排気ガス放出の実態と、対応策として浄化設備がどのように設け

          排気ガスの浄化装置でも相次いだトラブル【スクープ連載『デュポン・ファイル』第10回】

          「あまりの高濃度」で封印された大気汚染のデータ【スクープ連載『デュポン・ファイル』第9回】

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          国際機関から発がん性を指摘されている有機フッ素化合物の「PFOA(ピーフォア)」。三井・デュポンフロロケミカルの清水工場(静岡市)で半世紀以上にわたって使われ、工場の内外を汚染していた。その工場内の極秘データが収められた「デュポン・ファイル」を入手。5万ファイルに及ぶ膨大な資料を紐解きながら、「地下水汚染」「排水汚染」「大気汚染」「体内汚染(従業員)」の実態を4週にわたって描く調査報道シリーズの連載第9回。 工場からの汚染水が流れるはずがない場所で、なぜ濃度が上がっているの

          「あまりの高濃度」で封印された大気汚染のデータ【スクープ連載『デュポン・ファイル』第9回】

        記事

          選挙報道は「気候変動」を軸にしてみてはどうか。今が「最後のチャンス」と語る先駆者の提言とは

          あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 気候危機にメディアはどう向き合いべきか 将来を決める分岐点に立つと意識した報道を春はどこへ行ってしまったんだ、という暑さの日が続きますよね。4月なのに半袖姿をよく見かけます。雨の季節が今から心配で、もはや気候変動への対応は待ったなし。でも、メディアの報道は

          選挙報道は「気候変動」を軸にしてみてはどうか。今が「最後のチャンス」と語る先駆者の提言とは

          秘密裏の血液検査の一方、会社側は「健康影響はない」と説明し続けた【スクープ連載『デュポン・ファイル』第12回】

          国際機関から発がん性を指摘されている有機フッ素化合物、「PFOA(ピーフォア)」。三井・デュポンフロロケミカルの清水工場(静岡市)で通称「C-8」として半世紀以上にわたって使われ、工場の内外を汚染していた。その工場内の極秘データが収められた「デュポン・ファイル」を入手。5万ファイルに及ぶ膨大な資料を紐解きながら、「地下水汚染」「排水汚染」「大気汚染」「体内汚染(従業員)」の実態を4週にわたって描く調査報道シリーズの連載第12回。 C-8の健康影響について、会社は従業員たちに

          秘密裏の血液検査の一方、会社側は「健康影響はない」と説明し続けた【スクープ連載『デュポン・ファイル』第12回】

          自民パーティー券裏金問題、NPOが確認できる全議員の訂正を詳細に分析。浮かび上がった「悪質度が高い」議員は

          あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 パーティー券裏金によってどのように政治資金収支報告書は訂正されたのか?自民党を揺るがす派閥のパーティー券収入の裏金化問題。指摘を受けた政治家の政治団体は、政治資金収支報告書の訂正を行っています。中にはとても訂正とは言えないようなひどいものもあって話題になり

          自民パーティー券裏金問題、NPOが確認できる全議員の訂正を詳細に分析。浮かび上がった「悪質度が高い」議員は

          「がん」「心臓疾患」…体内汚染は病気と関係ないのか【スクープ連載『デュポン・ファイル』第11回】

          国際機関から発がん性を指摘されている有機フッ素化合物、「PFOA(ピーフォア)」。三井・デュポンフロロケミカルの清水工場(静岡市)で半世紀以上にわたって使われ、工場の内外を汚染していた。その工場内の極秘データが収められた「デュポン・ファイル」を入手。5万ファイルに及ぶ膨大な資料を紐解きながら、「地下水汚染」「排水汚染」「大気汚染」「体内汚染(従業員)」の実態を4週にわたって描く調査報道シリーズの連載第11回。 ここまでは工場から汚染された排水やガスがどのように拡散していった

          「がん」「心臓疾患」…体内汚染は病気と関係ないのか【スクープ連載『デュポン・ファイル』第11回】

          BBC、APが写真を撤回した英国キャサリン妃「画像加工」騒動の背景

          あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 キャサリン妃の画像加工 なぜイギリスで問題になったのか?英国王室のウィリアム皇太子夫妻は3月10日、Instagramの公式アカウントでキャサリン妃を3人の子どもたちが囲む家族の写真を投稿しました。しかし、これが編集されたものではないかという指摘がおこりま

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          派閥解散は宣言したが、政治団体の届け出も取り下げていない自民党の実態をメディアが検証

          あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 自民派閥「偽装解散」指摘も 政治団体、事務所が存続岸田文雄首相の派閥解消の方針を踏まえて、4月17日に自民党茂木派が解散を表明しました。自民党は麻生派をのぞく5派閥が政治団体として解散したことになります。 しかし、実際には「解消宣言」をしたはずの派閥が、

          派閥解散は宣言したが、政治団体の届け出も取り下げていない自民党の実態をメディアが検証

          「法人格の濫用を防ぐには幅広いステークホルダーによる監視が不可欠」会社代表の住所非公開に反対する奥山教授の意見を全文掲載

          株式会社の代表者の住所はこれまで登記簿に掲載する必要がありましたが、一定の要件を満たせば非公開にできるよう、法務省が制度を改正しました。省令の施行は10月1日です。 前回、この省令案に反対する立場の澤康臣・早稲田大学教授のパブリックコメントを掲載しました。反社会的勢力とのつながりなどを調べる有力情報をなくしてしまうことは透明化の流れに逆行し、情報秘匿の拡大による無責任な匿名会社の違法取引や犯罪収益隠匿が横行するタックスヘイブン化の危険を招くとして、代替案も提示しています。

          「法人格の濫用を防ぐには幅広いステークホルダーによる監視が不可欠」会社代表の住所非公開に反対する奥山教授の意見を全文掲載

          「会社代表の住所非公開は透明化に逆行し危険を招く」代替手段はあるとする澤教授の意見を全文掲載する

          株式会社の登記簿には現在、代表者の名前と住所が掲載されていますが、一定の要件を満たせば掲載する代表者の住所を市区町村までにとどめ、それ以上の情報は非公開にできるようになります。省令の施行は10月1日です。 登記簿は会社代表の本人を特定できる数少ない情報で、不正な商取引や詐欺、反社会勢力の進出などを防止するため、非常に重要な役割を果たしてきました。その重要なルールが改正された経緯などについては、前回の記事で紹介しています。 法務省は省令改正前に募ったパブリックコメントを公表

          「会社代表の住所非公開は透明化に逆行し危険を招く」代替手段はあるとする澤教授の意見を全文掲載する

          排気ガスの浄化装置でも相次いだトラブル【スクープ連載『デュポン・ファイル』第10回】

          国際機関から発がん性を指摘されている有機フッ素化合物の「PFOA(ピーフォア)」。三井・デュポンフロロケミカルの清水工場(静岡市)で半世紀以上にわたって使われ、工場の内外を汚染していた。その工場内の極秘データが収められた「デュポン・ファイル」を入手。5万ファイルに及ぶ膨大な資料を紐解きながら、「地下水汚染」「排水汚染」「大気汚染」「体内汚染(従業員)」の実態を4週にわたって描く調査報道シリーズの連載第10回。 前回は排気ガス放出の実態と、対応策として浄化設備がどのように設け

          排気ガスの浄化装置でも相次いだトラブル【スクープ連載『デュポン・ファイル』第10回】

          株式会社の代表者の住所が「非公開」になるのはなぜなのか、メリットとデメリットを考える

          スローニュース 熊田安伸 株式会社の登記簿には、代表者の名前と住所が掲載されています。本人の特定ができる数少ない情報で、不正な商取引や詐欺、反社会勢力の進出などを防止するためには非常に重要だからです。 その重要なルールが改正されました。一定の要件を満たせば、代表者の住所を市区町村までにとどめ、それ以上の情報は非公開にできるようになるのです。10月1日に施行されます。 詳しくはこちらの法務省のサイトをどうぞ。 こうした動きの背景にあったのは、「クリエイターがステップアッ

          株式会社の代表者の住所が「非公開」になるのはなぜなのか、メリットとデメリットを考える

          「あまりの高濃度」で封印された大気汚染のデータ【スクープ連載『デュポン・ファイル』第9回】

          国際機関から発がん性を指摘されている有機フッ素化合物の「PFOA(ピーフォア)」。三井・デュポンフロロケミカルの清水工場(静岡市)で半世紀以上にわたって使われ、工場の内外を汚染していた。その工場内の極秘データが収められた「デュポン・ファイル」を入手。5万ファイルに及ぶ膨大な資料を紐解きながら、「地下水汚染」「排水汚染」「大気汚染」「体内汚染(従業員)」の実態を4週にわたって描く調査報道シリーズの連載第9回。 工場からの汚染水が流れるはずがない場所で、なぜ濃度が上がっているの

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          「フェイクニュース法」が危ない。定義があやふやで運用する側が決めつけて投獄も…政府批判の封じ込めに利用

          あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 最長で禁固20年「フェイクニュース法」がニュースを脅かす、その本当の理由とは?2024年はアメリカの大統領選挙をはじめ、世界60カ国以上で国政選挙が行われる「選挙の年」だそうですね。 偽情報や誤情報への対策が叫ばれているなか、アメリカの研究機関「ニュース

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