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121日 (水)
メジャー・リーグ「投手天国」の終焉?
メジャー・リーグの公式球は日本のものより滑りやすい。そこで昔から多くの投手が、未認可の粘着物質を密かに指先に塗って滑りを抑えてきた。だがそうすると、今度はボールの回転が異常によくなり、打者に著しく不利になる。半ば黙認されてきた粘着物質の使用が目に余る状態となった今シーズン前半、MLBはついに投手のグローブやユニホームを試合の途中で調べるなど徹底的な取り締まりに乗り出した。その途端、調子を落とす投手が続出。そこには前半戦で活躍し、スポーツ紙が「ついに覚醒した」と絶賛していたあの日本人投手も含まれていた。
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吉本興業の光と闇
12月19日、「漫才日本一」を決める「M-1グランプリ2021」の決勝が開催される。「漫才に恩返しをしたい」という思いで本大会を始めた島田紳助は、2011年に暴力団関係者との交際があったことが発覚し引退となった。吉本の幹部にとって、商品であると同時に「家族」でもある芸人たちは、なぜ「闇営業」を行うようになったのか。百年を超える歴史の中で、吉本興業に起きたことは? NSCを設立した著者による「私家版」吉本興業史。
Photo/アフロ
海上に「自由の国」は作れるのか?
すべてのリモートワーカーにとって、本当に自由な国家を作ろう。3人の仮想通貨信者が意気投合し、コロナ禍のせいで値下がりした豪華クルーズ船を購入。2000人の賛同者を集め、パナマ沖に規制も税金もない海上の共同体を実現しようと計画した。目指せユートピア、その結末は…。ホントにあった驚きの話。イギリス・ガーディアンの注目記事です。
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SlowNewsオリジナル第5回
未来を考えるために、私たちは下水や下水汚泥そのものについて、そして下肥利用の歴史にもっと関心を寄せ、知らなければならないのです――。日本で最も巧みに人糞尿を有効利用し、驚くべきビッグビジネスとして循環世界を実現していた江戸時代の下肥の世界とは? トイレとウンコから私たちの生きる社会や環境を考える好評連載第5回は、『農業全書』から当時のウンコ事情をひもとく。
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ノンフィクション賞 W受賞作
テロから企業経営まで、いまや「PR戦略」を抜きには語れない。旧ユーゴスラビアで「虐殺者」「人道の敵」のレッテルを貼られたセルビア人をめぐる民族紛争は、国際世論をいかに扇動するかの情報戦争でもあった。アメリカのPR企業が「情報」という武器を操り、戦争の行方を左右する実情を克明に描き、講談社ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞をW受賞した話題作。
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SlowNewsオリジナル第4回
ポリ袋に入れられたウンコが空を飛ぶ!? 十分な水がなく、衛生的なトイレを使えない人が、世界には24億人いると言われている。ケニアの地域によってはいまも普通に行われているという「フライング・トイレット」。公道に汚物が散乱し、感染症で亡くなる子も多いという――。トイレの整備が進まない要因は何か。循環型無水トイレ(バイオトイレ)とは? トイレとウンコから私たちの生きる社会や環境を考える好評連載第4回。
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ダンスで人と人を「つなぐ」
AERA 現代の肖像 (連載中) /
今年6月に公開された映画「へんしんっ!」の中では、車いすの石田智哉監督を表現者として舞台に誘った。振付師でコンテンポラリー・ダンサーとしても活躍する砂連尾理は、人と関わることで発生するものをダンスに変換する。老人ホームで生まれた「とつとつダンス」は一般公演も実現。誰もが人生を肯定できるような小さな作品――ダンスを通じて人と人とを「つなぐ」。AERA「現代の肖像」より。
写真=岸本絢
新冷戦時代を理解する
台湾を巡って米中関係の緊張が高まり続けている。冷戦後のアメリカの最大の戦略目標は、競争相手となる大国の出現を阻止することにあったが、なぜみすみすと中国の台頭を許してしまったのか。 そこには米中の「大取引」があった。第二次世界大戦以降の政治、経済、軍事を縦横無尽に読み解く一冊。
Photo/Getty Images
「でたらめ」を覆すスクープになるのか
新型コロナが武漢研究所から流出という説は、「反中国」あるいは「新右翼的な陰謀論」といわれてきた。ところがいま、その状況は一変。先月、米国家情報長官室が発表した報告書でも、流出説、動物説を併記。事態が一変したきっかけは、世界中の「素人」が手を組み、ネット上の断片的な情報を積み重ねて埋もれた文書を発掘したもの。「DRASTIC」というそのチームの指摘に、メディアも注目。どんな調査だったのか、この記事で明らかに。あなたはどう見ますか?
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佐藤優の本
鈴木貴子外務副大臣が誕生した。ロシア外交に影響力を持つ鈴木宗男議員の娘。先行き不透明な北方領土問題に動きは見られるか。かつて鈴木宗男事件に連座し逮捕された元外交官・佐藤優がロシアとの領土交渉のこれまでとこれからを緻密に分析。全ての戦略はインテリジェンスにあることを説く。
Photo/アフロ

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12月7日(火)公開
たとえ冤罪が認められ、釈放されたとしても、自由は取り戻せなかった。一体だれがこの責任を取るのか――。2021年、米バージニア州は南部の州で初めて死刑制度を廃止。植民地時代の1608年以降、全米最多となる1400人近くの死刑を執行している同州で、無実であるはずの人間が、何十年もの間、決死の牢獄生活を送った。世界の死刑制度を取材するルポ第5回は、凶悪事件に巻き込まれた元死刑囚や元終身刑囚らと会い、同州の死刑廃止への道程を追う。