ジャーナリズムやノンフィクションをもっと自由に楽しもう
本も記事も読み放題
今日のおすすめ
925日 (土)
医師の貴重な記録
重い障害の子どもたちに接すると、全く反応がないと感じるが、ほとんどの母親は「この子はわかっている」と口にする。職員もなじんでくると同様に反応を感じる。職員が慣れてきて本人の細やかな様子がわかってくるのではない。本人がなじんできた職員に対して「反応」するようになってきたのだ。ここに「人間の関係的存在」がある。重度心身障害児施設に勤務する医師が考える「生きること」。
Photo/Getty Images
ある離島での6日間
ドーン、ドーンと、遠くから鈍い音が聞こえてくる。まるで何かが爆発するような音が、数分おきに響く。沖縄北西部の観光地、水納島。76年前には砲弾の音が炸裂しただろうこの場所で、今、何が起きているのか? 筆者は海へ急いだ。手探りで歴史に遭遇する新感覚ルポの第3回。文芸誌「群像」連載より。
未解決事件の真相
犯行の傾向が似ている。1983年に起きた強姦事件の新聞記事を目にしたとき、ちょうどそのとき取材中だった未解決事件とあまりにも重なることに息をのんだ。--ある記者が古い事件を調べ尽くし、浮かんだ疑念を警察に訴え、やがて真相が明らかになるまで。異色の事件ドキュメント。
イラスト/イザベル・セリガー
貧困の解決策は
取材を続ける中で私はあることに気がついた。それは女性の場合、「貧困」と「不安定雇用」はデフォルト(初期値)であるということだ――給料が低いため自立できず実家で暮らす、同棲する男性から暴力を受ける、公共団体の派遣社員としてギリギリの生活費をやりくりして一人暮らしをする……。こうした女性の貧困は、コロナ禍でもなぜ変わらないままなのか。
Photo/Getty Images
正体不明のアーティスト
誰もその正体を知らない現代美術家・バンクシー。ロンドンでオークションにかけられた「風船と少女」は、1億5000万円で落札された瞬間、額縁に仕掛けられていたシュレッダーによって裁断された。あるときは世界平和のメッセージを、あるときは街の片隅に痛烈な政治批判を描く。稀代のアーティストにして世を騒がせるパフォーマー、バンクシーとは一体誰か? 筆者はその故郷と言われるイギリス西部の港町ブリストルへ向かう。
Photo/アフロ
現代を映す歴史秘話
旧満州地域では、「一等国民」の日本人「三等国民」の中国人のあいだに「二等国民」の身分を与えられた朝鮮人たちがいた。中国語と日本語がある程度できる朝鮮人で、支配者と被支配者をつなぐ役割を期待された。そして、日本支配による民族感情や社会不安を和らげる仲立ちとなることもまた。当時を記憶する彼らの昔話は、現代の日本をも照らし返す。
Photo/アフロ
ナベツネの正体
世界一の発行部数を誇る読売新聞。この読売王国の総帥にして、時の首相をも動かす渡邉恒雄とは一体何者なのか? 社会部との暗闘と独裁体制の原点。共産党の東大生が、やがて社説を右寄り路線にするまでの思想遍歴。全てが謎に包まれた黒幕のベールを剥ぐ傑作ノンフィクション。
Photo/Getty Images
SlowNewsオリジナル
「急速に感染陽性者が減っている。この謎とも思われる現象を説明するにはしっかりとした科学が必要です」。ワクチンを知り尽くす世界的権威の中村祐輔・がん研究会がんプレシジョン医療研究センター所長が解説するコロナの科学。第6回はワクチンの歴史から現在を俯瞰する。
Photo/アフロ
SlowNewsオリジナル
ユニセフで教育支援に携わった気鋭の著者が、社会のアンバランスを解決するための処方箋を探るオリジナルレポート第3回は、男女間の賃金格差にフォーカスを絞り解説する。人気企業ランキング、職場での研修の時間など、意外なデータから明らかになる日本独特の教育ジェンダーギャップ。
Photo/Getty Images
チベット問題の真相
法王庁の正門をくぐると、まず左手の待合室に通される。そこでパスポートの提示、書類への記載、念入りな身体検査。かくして著者はチベット仏教の象徴的存在である法王ダライ・ラマ十四世に謁見を果たす。太い声でよく笑うこの人物の本音は何か。「チベットの全国民が中国に反対しているといっても過言ではありません」。依然として中国によって〝武力占領〟されているチベットの現実を、法王に直撃取材する。
Photo/アフロ

おすすめをすべて見る

9月28日(火)公開
野外排泄によって人生が180度変わったというフィールドワーカーが、トイレとウンコから私たちの生きる世界の不思議や問題を調べ直す。レポートの第1回はなぜウンコが「持続可能な社会」を考えるヒントになるのか。 子どもの視点、教育の視点から探ってみる。