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メディアの報道をテーマや表現ごとに「まとめ記事」はこちら

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関心の高い報道のテーマや、ビジュアライズの新たな表現形式、注目の取材手法など、各メディアの発信をまとめた記事はこちらになります。どうぞ参考に。
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記事一覧

NHK「まだ公共もデジタルも諦めていない!」と突貫作業で能登半島地震マップを発信、一方のYahoo!は更に「通行止め」情報を重ねてきた

スローニュース 熊田安伸 元日に発生した「令和6年能登半島地震」に関するコンテンツ。「サービス・ジャーナリズム」「公共性」「可視化」などの観点から、メディアなどの発信で注目したものをおとといから取り上げています。昨日は、『能登半島地震で進化したYahoo!「災害マップ」と存在感ないNHK「電子地図」はなぜこんなに差がついたか』と題して発信しました。 この記事に刺激されたようで、なんとNHKが徹夜の突貫作業で「能登半島地震 避難所・給水所マップ」を作成し、今朝、ローンチして

能登半島地震で進化したYahoo!「災害マップ」と存在感ないNHK「電子地図」はなぜこんなに差がついたか

スローニュース 熊田安伸 元日に発生した「令和6年能登半島地震」に関するコンテンツ。「サービス・ジャーナリズム」「公共性」「可視化」などの観点から、メディアなどの発信で注目したものを前回取り上げました。 その後、各社に取材したり、メッセージをもらったりしたところ、非常に興味深い現象が起きていることが分かったので、今回、続編として取り上げます。 Yahoo!「災害マップ」は当初こんな使い方を想定していなかった!地図上に避難所の位置や、給水所の場所などが表示され、被災者にと

Yahoo!の「災害マップ」は「命を救う公共メディア」に育つ可能性を示したか~能登半島地震でのコンテンツ表現は

スローニュース 熊田安伸 元日に発生した「令和6年能登半島地震」。いまだ被害の全容がわからず、安否が不明な方が大勢います。一刻も早い救助と、避難している人たちへの支援が必要です。 そこで今回は、メディア各社をはじめとしたこの地震に関するコンテンツの中から、「サービス・ジャーナリズム」「公共性」「可視化」などの観点から、特に目を引いたものを取り上げてみたいと思います。 「みんなで作る防災情報 災害マップ」がもたらすかもしれない新たな「公共」Yahoo!が発信した「災害マッ

選挙で余ったカネが消えた…パーティー券だけじゃない、政治が変えようとしない6つのカネの大問題とは

スローニュース 熊田安伸 自民党の派閥の政治団体での、パーティー券収入問題、いよいよ本格的な捜査が始まっていますね。とはいえ今回の問題、実は以前から様々な形で指摘をされてきたものです。指摘を受けても直そうとしない政治、それに対するNOが明確に現れているのではないでしょうか。 しかし問題はこれだけではありません。パーティー券問題以外にも、政治とカネをめぐっては多くの問題がこれまで報道されていました。 そこで今回、中でも大きいと思われる6つの問題点を、具体的な報道を引用しな

「自民派閥還流マネー」検察の捜査の筋に依らない独自のスクープ、実は地方発でこんなに出ています

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 さて、自民党の派閥の政治団体からパーティー券収入がキックバックされていた問題、政界を揺るがしていますね。メディア各社も報道合戦に躍起です。 ただ、どうしても検察の「捜査の筋」を追うような報道が目立ちますよね。独自の調査報道というより、「関係者」クレジットのいつもながらの報道が多い。も

官房機密費を陣中見舞い=候補者の選挙運動への寄付に使ったと語った河村元官房長官、これが認められるのか

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 このところ、「官房機密費」がホットな話題になりつつありますよね。 引き金は間違いなく、石川県の馳浩知事の発言。東京オリンピックの招致をめぐり、官房機密費で国際オリンピック委員会(IOC)の委員に1冊20万円のアルバムを贈ったと発言したことです。 「全面撤回した」といいますが、なにを

「生理用品が買えないのはなぜ」「トー横での少年たちのオーバードーズ」調査報道は学生にもできる!いま学生メディアが熱い

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうは活発に調査報道に取り組んでいる学生メディアを取り上げます。 トー横の10代が語る薬の大量摂取「メジコンなら1回20錠」上智大学の学生メディア「Atta!」は、文学部新聞学科でジャーナリズムを学ぶ有志のウェブメディアで、奥山俊宏教授が編集長をしています。 東京・新宿の歌舞伎町

クマ出没が異常事態!情報を可視化した自治体やメディアによるマップなどのコンテンツまとめました

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 今回は特別編、クマによる被害が甚大になっているということで、クマ出没の情報を可視化した自治体やメディアなどの発信を一挙にまとめてみました。似たようなまとめ記事もありましたが、記者的な目で見るとこうなるということで、何かにお役立ていただければと思います。 【北海道】◆ひぐまっぷ 「ひぐ

大気汚染は過去の問題じゃない、毎年数百万人が亡くなる現実を可視化したデータビジュアライズ

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 大気がよどみやすくなる冬場、東京都をはじめ9都県市では11月から1月を「冬季大気汚染対策」実施期間として、大気汚染対策を呼びかけています。 そういえば、北京の大気汚染が最高レベルになったというニュースも出ていました。 というわけで、きょうのおすすめはこちらの3本です。 Pollu

「育休退園」2人目を生むと上の子は保育園を出なければならない制度は「少子化に逆行」か…生み控えにさえつながるケースも

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 所沢市が育休退園制度を廃止 「市長が変われば生活が変わる」新市長の小野塚氏、子育てしやすく転換新しい所沢市長の就任会見が話題を呼んでいます。第2子のために育休を取ると、上の子が強制的に保育園を退園させられる「育休退園」の制度を廃止すると宣言したのです。

空き家を取材していたら中から刃物を持った不審者が出てきた!…空き家でいま何が起きているのか、その最前線

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうは特別編。問題になっている「空き家」の最前線を知る記事をまとめてみました。 別荘の“空き家”問題を取材中に刃物を持った不審者に遭遇…警察が包囲する緊迫の瞬間バブル期に人気を博した、茨城県鉾田市の別荘地。しかし今や空き家が目立ち、問題になっているそうです。 FNN「めざまし8」

日本全国どれだけ暑くなったのか、一目でわかるコンテンツが次々誕生…今年はメディア界の「ヒートマップ元年」か

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 東京の夏は着実に「暑く・長く」なっている2018年に作られたコンテンツが、ことし再び話題になっています。それが、こちらの「東京が確実に暑くなっている」ことを可視化したヒートマップです。 作成したのは、現在はGoogleでフェローを務める荻原和樹さん。東洋

岸田改造人事の「政治とカネ」チェックの結果は?各メディア報道まとめ

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 9月13日の内閣改造・自民党役員人事の結果を受けて、各メディアが新閣僚や党役員の「身体検査」をしていますね。独自に調査した結果の報道をまとめてみました。以下、報道された日付順です。 小渕優子がドリル秘書“不動産会社”に政治資金1200万円を還流させている!週刊文春は2度にわたって

世界のデータジャーナリズムトップ10を毎週紹介している調査報道組織 日経の関東大震災コンテンツもランクイン

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 データ・ジャーナリズム トップ10: アメリカの賃金不払い、航空機のニアミス、ロシアの頭脳流出、関東大震災GIJN(世界調査報道ネットワーク)は、世界90か国の組織が加盟し、横断的に調査報道の支援をしている国際的なグループです。多くのジャーナリストがここで