日本でも900万人が悩んでいるという「睡眠時無呼吸症候群」について、フィリップス製の医療器具に「健康被害のおそれ」があることが2年前に発覚。しかし日本では十分な周知もないまま、い…
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無呼吸症などの医療機器、素材の「欠陥」は日本で見つかっていた…リコール6年前に把握していた「黒い粉」の正体、フィリップス元社員が衝撃の証言
フリーランス記者 萩 一晶 日本で900万人が悩んでいるとされる「睡眠時無呼吸症候群」。その治療に使うCPAP(シーパップ)装置など、米フィリップスが製造した呼吸器系の医療機器が2021年6月、発がん作用などの深刻な健康被害を患者にもたらす恐れがあるとしてリコール(自主回収)となり、世界で550万台もの回収が続いている。防音材の劣化により発生した細かい粒子やガスを、患者が吸い込む恐れが明らかになったこの問題について、フィリップスの日本法人で働いていた元社員から驚くべき証言が
「これはヤバい」無呼吸症などの医療機器リコールの6年前、修理現場で目撃された「黒い粉」の正体【フィリップス元社員が衝撃の証言②】
日本で900万人が悩んでいるとされる「睡眠時無呼吸症候群」。その治療に使うCPAP(シーパップ)装置など、米フィリップスが製造した呼吸器系の医療機器が2021年6月、発がん作用などの深刻な健康被害を患者にもたらす恐れがあるとしてリコール(自主回収)となり、世界で550万台もの回収が続いている。 ところが、リコールが発表される6年も前に、防音材の劣化が原因と疑われる「黒い粉」が発生しているのを日本のフィリップスが確認し、米フィリップスとも情報を共有していたことが、フィリップス