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終わらない戦争

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この世界から戦争が消えることはないのか。過去の戦争の今も残る傷痕や、現在も進行中の戦争に関する記事をこちらにまとめています。
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#太平洋戦争

機銃弾だけで1機あたり4000万円!太平洋戦争末期の本土防衛空戦にいくらかかったのか

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら 新鋭機紫電改が出撃…呉軍港に来襲した「約350機におよぶ米海軍機動部隊の艦上機」を「三四三空」が迎え撃った空戦の「値段」まもなく敗戦から80年が過ぎようとしています。79年前の1945年3月19日、約1000機もの米軍機が西日本に来襲しました。それを迎撃した

日本兵1万人の遺骨が行方不明の謎に挑む『硫黄島上陸』

膨大なニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 『硫黄島上陸 友軍ハ地下二在リ』太平洋戦争末期、米軍が上陸した1945年2月19日から始まった「硫黄島の戦い」は、守備隊2万3000人のうち2万2000人が亡くなるという壮絶な戦闘で知られています。 それから、80年近くが経ち、遺族による遺骨収拾団の訪問が

戸籍もなく、別人として生きた理由とは 「桜花」提案者の隠された戦後史

膨大なニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 「義父が桜花を発案したということはずっと家族の胸にしまってきました。でも最近、テレビ番組でたまたま目にした桜花の映像に衝撃を受けて、、、」 衝撃的な一本の電話がきっかけになったノンフィクション『カミカゼの幽霊 人間爆弾をつくった父』(神立尚紀著)を紹介しま