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「官製ファクトチェック」への懸念とフェイクニュース

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いま政府が「偽情報対策」を急いでいます。総務省は、2023年11月に「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」を設置。災害のたびに虚偽情報がSNSに流れる…
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#偽情報

あえて問いかける「偽情報は民主主義に深刻な脅威を与えている」という前提への疑問

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 偽情報の社会的影響を巡って政府が偽情報対策に本格的に乗り出しています。 オンライン上のフェイクニュース対策という立場から総務省、感染症対策という観点から厚生労働省にくわえて、最近では安全保障を理由に官邸がリードし、内閣府にプロパガンダ対策などにとりくむ部

在日クルド人への反感を引き起こした投稿、実はトルコ人のなりすましだった

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 越境した憎悪、拡散瞬く間 在日クルド人装い、1人で180件投稿このところ、クルド人への差別的な書き込みを妙によくSNSで見かけるようになりました。外国人が増えてくればトラブルだってあるでしょう。しかし人種の違いを理由にした、人を人とも思わないような差別はあ

フェイク対策のはずが「国家による情報空間への介入」という危険な議論に…総務省の有識者会議を注視しよう

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 フェイクニュースと偽・誤情報対策は、ニュースとコンテンツと広告に分けて検討をトンデモなく恐ろしい議論が進んでしまっているので、唖然としました。総務省の「デジタル空間における情報流通の健全性確保のあり方に関する検討会」という有識者会議のことです。 なぜそん

「ロシアよりフェイクを込めて」ジャーナリストの登場と死まで演出した偽情報…危険なナラティブ(物語)が増殖中

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 From Russia, Elaborate Tales of Fake Journalists(ロシア発、偽ジャーナリストの巧妙な物語)ムハンマド・アラウィ。調査報道記者の名前だといいます。 その男性の「スクープ」がYouTubeに投稿されたのは、去年

ガザでおきている最悪の「偽情情報との戦い」をBellingcat代表が明かす

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。 きょうのおすすめはこちら。 Belling cat代表インタビュー 「偽情報との戦い」 イスラエルとハマスの衝突 ウクライナ戦争で注目された調査報道集団Bellingcat代表のエリオット・ヒギンズさんが、ジャーナリストの育成を手掛ける国際的NPO、Institute for War