「広島県警の不正の認定がおかしい」「捜査費が明らかにされてない」元警察官が実名で訴えたことと無念の思い
広島県警の不正経理問題を在職中にカラ出張を公益通報(内部告発)し、これまでは匿名で取材に応じていた元巡査部長の粟根康智さん(44)が13日、実名に切り替えて記者会見に臨んだ。
この問題で県警は警察官3人を詐欺と虚偽公文書作成・同行使の容疑で書類送検したが、粟根さんは「本当に適正に捜査されたのでしょうか」と県警の姿勢を批判。送検容疑と自らの体験に大きな食い違いがあるとして、さらに詳しく捜査・調査するよう求めた。
粟根さんは記者会見に先立って、代理人の清水勉弁護士と共に県警本