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「裏金1500万円は高額で組織的犯行だ」一連の事件で初の不起訴不当の判断、世耕氏団体の会計責任者に…不起訴になった他の事件にも影響か
自民党安倍派(清和政策研究会)が政治資金パーティーの収入を裏金として各議員に還流させていた事件に関して政治資金規正法違反容疑(虚偽記載、不記載)で世耕弘成衆議院議員(和歌山2区)らが刑事告発されながら不起訴となっていた問題で、東京検察審査会は3日までに、キックバックを受けていた政治団体「紀成会」(資金管理団体)の会計責任者に対して不起訴不当の議決を出した。 一連の裏金事件で、検察審査会が不起訴不当を議決したのは初めて。 フロントラインプレス 不起訴になった他の裏金事件に
自民の森山幹事長や丹羽元副大臣らを刑事告発…代表を務める鹿児島県連や愛知県連で発覚した不記載で【自民“第2の裏金”を追及する⑧】
フロントラインプレス 自民党の県連で相次ぎ浮上している「支部への支出不記載」問題で、新たに愛知県連(会長=丹羽秀樹氏)と鹿児島県連(会長=森山裕・党幹事長)でも多数の不記載が存在することが、調査報道グループ「フロントラインプレス」の取材で明らかになった。いずれも2022年分で、愛知県連は44件・総額約1498万円、鹿児島県連は16件・約105万円に達する。 これらのケースではいずれも、傘下の県内各支部には「県連から交付金を受け取った」との記録が残っているにもかかわらず、県
【自民“第2の裏金”を追及する⑦】愛知県連では1500万円近くが出所不明!そして森山幹事長が代表の鹿児島県連でも不記載が発覚
自民党の県連で相次ぎ浮上している「支部への支出不記載」問題で、新たに愛知県連(会長=丹羽秀樹氏)と鹿児島県連(会長=森山裕・党幹事長)でも多数の不記載が見つかった。不記載が疑われるのは2022年分で、少なくとも愛知県連は44件・総額約1498万円、鹿児島県連は16件・約105万円に達する。 これらのケースではいずれも、傘下の県内各支部には「県連から交付金を受け取った」との記録が残っているにもかかわらず、県連側には対応する支出の記録がない。そのため、県連は正規の会計とは別の“
【スクープ】公費でまかなわれる選挙ポスター代を受け取った業者が、発注した政治家に献金…これでは「公費の還流」だ!有名政治家に続々と
候補者のポスターやビラなどを公費で賄う「公営選挙制度」の下、ポスター印刷などを請け負った業者がその選挙運動期間中(投票日翌日を含む)、候補者側に政治献金する例が多数存在することがわかった。 2021年の前回衆院選では、牧原秀樹法相(埼玉5区)や平将明デジタル相(東京4区)、立憲民主党の小川淳也幹事長(香川1区)らがこのケースに当てはまる。 請負業者が候補者側に献金することに違法性はないが、選挙に関して公費の仕事を請け負った業者から選挙戦のさなかに寄付を受け取る行為は“公費
【自民“第2の裏金”を追及する③】ほかの都道府県連でも起きている可能性「ここまで詳しく調べられないだろうとなめられているのでは」
自民党の鳥取県支部連合会(鳥取県連)と神奈川県支部連合会(神奈川県連)で、それぞれの県連と各支部の間に政治資金の不透明なやりとりが存在する実態が明らかになった。 支部側の政治資金収支報告書には「県連から交付金を受領した」という記載がありながら県連側に交付金の支出記録がないケースが続出しているのだ。2022年の政治資金をチェックしただけでも、鳥取県連は計30件(22支部)・総額128万8710円、神奈川県連は計53件(13支部)・総額698万7850円に達している。出所不明の
【自民“第2の裏金”を追及する②】小泉進次郎代表の神奈川県連には記載のない、出所不明の698万円が発覚!二階氏に匹敵する多額になるか
自由民主党の神奈川県支部連合会(神奈川県連、小泉進次郎代表)から、傘下の各支部が交付金を受け取ったにもかかわらず、県連の政治資金収支報告書には該当する支出の記載がないものが多数存在していることが11日、調査報道グループ・フロントラインプレスの取材でわかった。 神奈川県連の収支報告書に支出の記載がないものは“出所不明”の資金と言わざるを得ないが、こうした資金は2022年分で少なくとも計53件、総額698万7850円に達している。 神奈川県連と傘下の各支部はいずれも政党支部で