学校でも「汚染水」PFAS体内汚染の実態は…健康被害の情報を求めています
くっついて分解されず、ずっと消えない。しかも、台所から宇宙までどこにでも使われ、発がん性やこどもの発達など健康への影響が指摘されています。
そんな有機フッ素化合物(総称PFAS)による体内汚染がいま、注目されています。この問題、フリーランスの諸永裕司さんが継続的に取材し、スローニュースでお伝えしています。
第1回 東京・多摩地区での体内汚染の実態が明らかに~PFAS血液検査650人分を可視化した
PFASによる体内汚染が東京・多摩地区のほぼ全域に広がっていることが、市民団体による血液検査で明らかになりました。この結果を、別のデータとクロスすることで、今回、次のようなことが初めて判明。「想像よりはるかに複雑で深刻」と専門家が嘆く汚染の深層について、独自のデータから探り、可視化しました。
第2回 学校で汚染水が飲まれていた!一橋大、東京学芸大、桐朋学園…PFASに有名校はどう向き合うのか
東京・多摩地区にある一部の学校や大学で、PFAS(有機フッ素化合物)に汚染された地下水が飲み水や給食の調理などに使われていることがわかりました。学校が独自に所有する専用水道(大型井戸)では、国が定める水質の目標値を超えていても設置者の判断で使うことができるためです。健康への影響を受けやすいこどもや若者の命は守られるのか、17校(20キャンパス)を取材しました。
【PFASに関連した情報提供を求めています】
取材源は必ず秘匿します。こちらのメールアドレスあてに情報をお寄せください。(pfas.moro2022@gmail.com)