【スクープ】無呼吸症の医療器具、なぜか日本だけ「重篤な健康被害ない」判断…韓国など4カ国は「最も危険」と評価していた
フリーランス記者 萩 一晶
「睡眠時無呼吸症候群」の治療に使われる米フィリップス製のCPAP(シーパップ)装置など呼吸器系の医療器具に問題が見つかり、自主回収(リコール)が進められている問題で、驚きの事実が新たに判明した。
問題の器具は、部材の劣化により患者に深刻な健康被害をもたらす恐れがあるとして、2021年6月から日本だけでなく世界各地でリコールとなっている。日本では、重篤な健康被害の恐れは「ない」という扱いだが、各国での対応状況を調査したところ、韓国やカナダ、オース