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おすすめノンフィクション

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毎月掲載「気になる来月のノンフィクション」をはじめ、本を紹介した記事をこちらにまとめています。
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#OSINT

慰霊の日に「知らなかった沖縄」について考える本

※旧SlowNewsのサービス終了前の記事です。文中のリンクは現在は使えませんのでご了承ください。 書き手:瀬尾傑 明仁上皇陛下が「忘れてはならない日」としてあげている6月23日が何の日か、すぐに答えられる日本人が沖縄県民以外にどれほどいるのだろうか。 1981年8月、当時皇太子だった明仁上皇陛下は、「日本では、どうしても記憶しなければならないことが4つはあると思います。終戦記念日、広島の原爆の日、長崎の原爆の日、そして6月23日の沖縄の戦いの終結の日です」と語っている

知らない本、いつか読みたい本に出会える愉しさ

※旧SlowNewsのサービス終了前の記事です。文中のリンクは現在は使えませんのでご了承ください。 SlowNewsを愉しんでくださっているユーザーは、どんな使い方をしているのでしょうか。東洋経済新報社で、東洋経済オンラインや週刊東洋経済の編集長を歴任した山田俊浩・会社四季報センター長に聞いてみました。第一線で活躍する経済ジャーナリストは、いろんなジャンルのノンフィクションを同時に読み進めているといいます。その秘訣とは。 トップの写真は、メディアのドン、渡邉恒雄・読売新聞

イラクで亡くなった小川功太郎さんについて

※旧SlowNewsのサービス終了前の記事です。文中のリンクは現在は使えませんのでご了承ください。 書き手:瀬尾傑 ちょうど17年前、2004年5月27日、ジャーナリストの小川功太郎さんが33歳の若さで取材中のイラクで殺害された。今回、その遺稿「ファルージャ突入記 憎悪と殺意と悲しみの街 」をSlowNewsに掲載をした。 なぜ、いまこの作品を読んでほしいのか。ちょっと長い話だけれど、つきあってもらえるとうれしい。 その日、功太郎さんは叔父であるベテラン戦場カメラマン