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無呼吸症の医療器具いまだ回収中、日本でも「健康被害」報告が…情報を求めています

日本でも900万人が悩んでいるという「睡眠時無呼吸症候群」について、米フィリップス製の医療器具に「健康被害のおそれ」があることが2年前に発覚。しかし日本では十分な周知もないまま、いまだ「回収中」です。

この問題、スローニュースではシリーズでお伝えしています。情報提供もお待ちしております。こちらからどうぞ

第1回 無呼吸症の医療器具で「健康被害のおそれ」、いまだ回収中で被害報告も

問題の原因は、治療に使うCPAP装置(空気を鼻から送り続ける装置)の防音用ポリウレタンの劣化でした。第1回は、背景には「危険度」を示すクラス分けが業者の自主判断に委ねられていることなど、日本独特のリコール制度の問題点も指摘しています。

第2回 無呼吸症の医療器具、実は日本でも「健康被害」が発生していた

第2回は、知られざるオープンデータから、実は日本でもCPAPによる健康被害が広がっていることを明らかにしています。

第3回 日本で流通している無呼吸症の医療器具、安全なのか独自に調べてみた

日本では、米国で確認されたような防音材の劣化は本当に起きていないのでしょうか。劣化で生じる微細な粒子を、患者が吸い込むことで健康被害を受ける心配はないのでしょうか。第3回は、その手がかりを求めて、回収前のCPAPからどれほどの粒子が排出されているのか、研究施設で独自に調べてみました。(動画もあります)

【健康被害などの情報提供を求めています】

フィリップス社のCPAPや成人用人工呼吸器に関する、患者やご家族、医療関係の皆様からの情報提供をお待ちしています。取材源は必ず秘匿します。こちらをクリックするか、下記のメールアドレスあてに情報をお寄せください。(cpap2023j@gmail.com)