原爆製造にも使われていた「テフロン」開発した科学者は36年前に初来日した際、何を語ったのか
二つの原爆が投下されてから79年になる。
長崎に落とされた原爆の製造に関わっていたのが、いまやPFAS汚染の代名詞ともいえる米大手化学メーカーのデュポンだった。その過程では、直前に発見されたフッ素樹脂の「テフロン」も使われたという。
戦後、民生品に欠かせない物質としてデュポンの経営を支える生命線となったテフロンは、のちに深刻な健康被害や環境汚染を引き起こすことが明らかになり、21世紀には経営を脅かす爆弾へと変わった。
日本を訪れていた「テフロン」開発者「魔法の物質」の発