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原発事故が深刻化した原因は「扉の開けっぱなし」だった!被害軽減の可能性もあったのに…

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福島第1原発事故で新事実 「防護扉」開放で大量浸水許す

東京電力・福島第一原子力発電所の1号機はなぜいち早く「電源喪失」し、メルトダウンという大惨事につながってしまったのか。実はそこにはあまり知られていない原因がありました。

海に面したタービン建屋の搬入口で巨大な防護扉が開いたままになっていて、そこから大量の海水が流れ込んでいたのです。

東電は2016年にはその事実を把握。しかし報道機関や一般の人にそれと分かる形で積極的に発表されたことはありませんでした。

原発事故を発生時から12年にわたって取材してきた、奥山俊宏さんの独自調査によるスクープ。その後のメルトダウンや放射能放出を回避できた可能性についても言及されています。

(エコノミスト 2023/7/10)