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中国人コミュニティに潜入!日本人女性の売春を仲介する美女と薬物まみれの「カラオケ風俗店」

アジア各地に中国人組織が取り仕切るオンライン詐欺拠点やカジノ、違法売春などの巨大な「灰色産業」が出現しています。そして、この産業には少なくない数の日本人や日本語話者も組み込まれています。スローニュースがお届けする新連載「世界を覆う中国『灰色産業』」の舞台は中東のアラブ首長国連邦(UAE)の商都ドバイから始まります。                                                         
                    伊藤喜之(ドバイ在住ライター)             

世界一の高層建築ブルジュハリファからのドバイの夜景(2022年1月撮影)

赤、白、緑、黄、青……。20本ほどのカラフルなストローが入ったビールジョッキが個室に運ばれてきた。個室の中央に並べられたテーブルの上にジョッキが置かれると、それまで壁側のソファにもたれて談笑していた中国人たちがおもむろに立ち上がり、一本ずつストローを手に取っていく。

六つある卓上のそれぞれに、長さ10㎝ほどの木製トレーに白い粉が入ったパケ(小袋)一つずつが置かれている。めいめいにパケから粉をトレーに出し、傍に添えられたトランプのようなカードで粉を仕切っていく。細長い筋が数筋できるように粉を整えると、みな一様に前屈みになり、ストローを使って一斉に鼻に吸い込んでいく。

「ケタミンを吸わないのか」「ちょっと、スマートフォンを見せてください。写真撮りませんでしたか」…このさき、緊迫した密室での潜入取材は会員向けです。ぜひ入会してスローニュースを応援ください。

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