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ようやくできた仮設住宅が大雨が降ったら最大3メートル浸水する危険があると指摘するショッキングなNHKの調査

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仮設住宅の42%に浸水や土砂災害のリスク 能登半島地震 被災地

能登半島地震の被災地からは、半年たった今も「仮設住宅に入れない」「抽選から外れた」「避難所での生活は辛い」という声が聞こえてきます。みなし仮設住宅を含めても、まだ十分に供給できていない状態です。

しかしその、せっかく建設された仮設住宅が「危ない」というのです。

NHKが建設予定を含む仮設住宅の状況を、ハザードマップなどで浸水や土砂災害のリスクがあるかどうか調べたところ、42%が該当したというのです。

特に多いのが洪水の浸水想定区域で、48か所もあるといいます。

中には、近くを流れる川が氾濫した場合、最大で3メートル浸水する仮設住宅も。仮設住宅は平屋ですから、極めて危険な状態です。

自治体はハザードマップを配っているといいますが、それだけで大丈夫でしょうか。避難の手順を確認しておかなければ、命に関わります。対策を進めている仮設住宅もあるということですが、心配です。

記事では、なぜそういう場所に建設されたのかについては言及がありませんが、過去の大災害では、仮設住宅の建設用地確保には常に困難がつきまとい、不便な場所に建てられるような事態が頻発しました。そういった事情でもあるのでしょうか。

記事では一覧で危険性のある仮設住宅をリストアップしています。できるだけ早く、まもなくくる出水期に備えてほしいと思います。(熊)

(NHK 2024/7/2)


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