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【気候変動メディアアンケート】テレビ局自身の排出削減の取り組みは?そして各メディアはどんな発信をしてきたのか

調査・執筆 Media is Hope

気候変動の問題を取り上げるメディア企業自身は、どのような取り組みをしているのか。全国32社が回答したアンケートの結果をお伝えしています。

今回は、電力を特に消費するテレビ局の取り組みや、気候変動について、どれほど各メディアが発信してきたかについて、アンケートの結果を公開します。


電力がかかるテレビ局は、LED化に懸命

今回、回答を寄せてくれたメディア企業32社のうち、23社はテレビ局でした。新聞社や雑誌社も印刷などでは多くの電力を消費しますが、テレビ局は照明機材、撮影機材などなど、とかく電力を食いますよね。そのこともあって対策に取り組んでいるようです。

取り組みとして目立ったのが、スタジオ照明のLED化です。NHK、テレビ朝日、フジテレビジョン、北海道放送、名古屋テレビ放送、中部日本放送、東海テレビの7社が、スタジオ照明にLEDを導入したと回答しました。

今回のアンケートに回答していない社でも、導入は進んでいるようです。東芝ライテックのホームページを見ると、LEDスタジオ照明の納入例として、上記の名古屋テレビを含む27社のケースが紹介されています。

東芝ライテックのホームページより

前回、本社電力の再エネ100%達成をした福島中央テレビのケースを紹介しましたが、他にも再生可能エネルギーの導入をすすめようというテレビ局も増えています。

中でも目立つのは、太陽光発電装置を導入したというところ。

ここから先は会員限定です。太陽光発電によってまもなく再エネ比率100%を達成しそうだというテレビ局はどこ?そしてメディアがSDGsに関わる発信をどのようにしてきたのか、力を入れているメディアも紹介します。

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