見出し画像

国道を走るトラックから捨てられるペットボトルは尿なのか、集めた記者が匂いを嗅いでみた

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。

きょうのおすすめはこちら。

酷暑の国道4号、点在する「茶色い液体」入りのペットボトル 125本拾って嗅いでみた

県境の国道沿いを走るトラックから次々に捨てられるペットボトル。茶色い液体が入ったそれは、運転手が用を足したものだといわれるけれど、はたしてそれは本当なのか。

酷暑の中、河北新報の記者がそのペットボトルを拾い集め、アンモニア探知機も用意し、実際に匂いまで嗅いで検証をした、まさに「労作」です。

道路沿いを1kmにわたって拾い集め、100本以上を実際に検査機で調べ、匂いまで嗅いだ記者の苦労には、頭が下がります。また、その記者の姿をみて地元の方が手伝ってくれたエピソードは、自然なだけに、地に足のついたジャーナリズムの大切さを伝えてくれます。

トイレ代わりに利用したペットボトルを投げ捨てることは許されません。地元の方も大変な迷惑をしています。

一方、その背後にはノルマに追われて満足な休憩もとることができない、トラック運転手の過酷な労働環境があることにも、この記事は着目をしています。(瀬)


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!