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産経新聞がスクープした自民党青年局「不謹慎にもほどがある」スキャンダルがもたらす『影響』

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<独自>自民党青年局近畿ブロック会議後の会合で過激ダンスショー 口移しでチップ渡す姿も 費用は党が支出

不適切にもほどがある。

そう言いたくなる自民党のスキャンダルをスクープしたのが、産経新聞です。

昨年11月に和歌山市内で開催された自民党青年局近畿ブロック会議において、国会議員や地方議員ら50人が参加する会合に、露出の多い衣装をまとった女性ダンサーたちを招いて、体をさわったり、口移しでチップを渡したりしたことを報じました。

会議には党本部や和歌山県連の予算から事業費が支出されており、産経新聞は政党助成金など公費が使われた可能性を指摘しています。

この懇親会に参加した藤原崇・党青年局長(衆院議員)と中曽根康隆・党青年局長代理(衆院議員)は役職辞任届を提出し、自民党はあわてて事態の収拾に走っています。

まるで週刊文春やFridayのようなスクープを手掛けたのが産経新聞というのも面白いですね。ネット時代なので、入手したという動画も公開してほしいところです。

実は、こういうハレンチなスキャンダルは、政治資金の問題や事件以上に、意外と大きな影響力を持つことがあります。

かつては最強官庁といわれた大蔵省は金融機関などから過剰な接待をうける「ノーパンしゃぶしゃぶ」スキャンダルで国民の怒りを買い、信頼を失ったことが最終的には金融庁と分離をし財務省になることにつながりました。

今回の醜聞はどんな影響をもたらすのでしょうか(瀬)


タイトル画像は自民党本部(自民党ホームページより)と産経新聞の報道(2024/3/8)