大ヒットは偶然ではない!話題の自主制作映画『侍タイムスリッパー』安田監督がこだわった「再現性」
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『カメ止め』ムーブメント再来か!『侍タイムスリッパー』安田淳一監督インタビュー
自主制作映画として単館上映からはじまりながら、SNSで評判が広がっていた『侍タイムスリッパー』が、9月13日から全国100館以上に拡大公開されました。
やはり口コミで広まり大ヒットした『カメラを止めるな!』の再来か、ともいわれるそのサクセスストーリーですが、監督、安田淳一さんがインタビューで、『カメ止め』を徹底的に研究したことを明かしています。
という安田監督は、『カメ止め』はもちろん、『蒲田行進曲』や『マトリックス』(!)など大ヒット映画を研究、その要素をとりいれてきます。
大ヒット作品を偶然と捉えず、その要素を分解して、『再現性』にこだわったところが、事業を拡大していく起業家にも合い通じるものがあります。
それを実現できた安田監督の執念であり、またそれを支えた「無名監督の脚本でも面白いものは面白い」と応援した、時代劇の本拠地、東映京都撮影所のプロたちの情熱でもあります。
安田監督は米農家を続けながら、映画製作に取り組んでいるそうです。
経済的には決して恵まれた環境ではない自主制作の映画にあって、クリエイティブに関わる人たちの熱量が伝わってくるインタビューでした。(瀬)