【スクープ】工場のPFAS汚染水が「垂れ流し同然」は本当か?極秘文書に記された衝撃の排出方法とは
国際機関が発がん性を指摘している化学物質「PFAS」。様々な用途に使われてきたため、PFAS汚染はいまや日本の各地で次々と確認されています。
このうち、静岡市の化学メーカー、三井・ケマーズフロロプロダクツの工場では、働いていた人だけでなく、周辺からも検出されました。その謎を解く実に50ギガバイト(5万ファイル分)にのぼる工場内部の膨大な極秘データ『デュポン・ファイル』をスローニュースは入手し、深刻な汚染を引き起こしていた原因や実態を解明しています。
汚染が広がった要因として、工場からの排水がありました。元従業員が「垂れ流し同然だった」と語った言葉は本当なのか。データを探っていくと。当初は対策が十分でないまま一般排水に流され、さらに施された対策にも問題があったことが見えてきました。
データは過去のものですが、汚染はいまも続いています。その理由が初めて明らかになりました。
そして汚染は水だけではありませんでした。大気汚染の実態も、スローニュースでは、明らかにしています。
取材・監修:諸永裕司
編集・ナレーション:宮田峻伍
ロゴデザイン:中江由里恵
制作:熊田安伸