新聞社に「AI社会部長」が誕生!いったい何をするの?その意図とは
あふれるニュースの中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりコンテンツや、その背景にあるジャーナリズムやメディアの新たな取り組みなどをおすすめしています。
きょうのおすすめはこちら。
地方新聞社でも可能性が広がるChatGPTのAPIを活用した簡単なウェブアプリの実装について
静岡新聞の社会部長・鈴木誠之さんが、なんと自ら「AI社会部長」を開発してしまいました。ボタンを押すと、話題のChatGPTを利用して社会部員を励ます熱い一言を発してくれます。
普段は候補文からランダムに出力しますが、業務連絡を盛り込ませることも可能で「拡張性は無限大」とのこと。深夜にコツコツ作ったそうですが、そんな社会部長なんて聞いたことがありません。
その経緯をまとめたnoteは「新聞記者はもっと面白くなる」という素敵なエールで締めくくられています。(熊)
(鈴木誠之note 2023/5/21)
【追記】
そのAI社会部長、なんとデジタルの力でリアルなアバターになって登場していました。やりますねー。
記者が出社しなくても、メタバースで打ち合わせをする世界が来るのでしょうか。来てほしいです。(熊)
(2023/7/18)