「自分と同じ尊厳のある人間だと見ていない」警視庁内規から考える治療中の手錠使用と立ち合いの是非
警視庁に詐欺容疑で逮捕された日下早苗さん(48)は、勾留中の2023年8月、心臓の病気で救急搬送された際、手錠につながれたままの状態で治療を受けさせられた。
今回の取材で明らかになったのは、情報公開請求で入手した内規「警視庁巡回護送規定の制定について」の問題点だ。
警視庁の内規は、国際基準や関係法令の原則に反している可能性がある(全2回のうちの2回目)。
スローニュース 宮崎稔樹/フロントラインプレス
戒具の利用はどこまで許されるのか刑事施設の管理や被拘禁者の処遇の在