再審無罪判決に新聞社は責任をどう感じたか?袴田さんへのお詫び、報道検証…各社の違いをチェックする
1966年に起きた殺人事件の再審で無罪が言い渡された袴田巌さん。実に58年もの月日を要した冤罪判決は、捜査当局による証拠捏造の疑いを指摘する厳しいものでした。捜査のあり方、責任が問われています。
一方、捜査当局と一体になり、袴田巌さんを逮捕前後どころか、検察の矛盾が指摘されて以降も犯人扱いをしてきた報道の責任もまた重いことはいうまでもありません。この点をどう受けとめいているのか、9月26日の判決翌日の朝刊を見ると、新聞社は各社態度が鮮明にわかれました。
毎日新聞と東京新聞