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「人権上の問題がある」と引き渡しを拒否した英国裁判所の『判決文』

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日本対チャペル

英国の裁判所が、日本の刑事手続きには「人権上の問題がある」として、容疑者の引き渡しを拒否しました。

東京・表参道の宝石店で2015年11月、ダイヤの指輪など46点(計約1億600万円相当)が奪われた事件で、英国籍の容疑者3人が英国で拘束されましたが、そのうち1人について、現地の裁判所が日本への引き渡しを認めないとする判決を出したのです。

その判決文を弁護士の高野隆さんが翻訳し、ブログに掲載しています。

留置場に長期で勾留する「代用監獄」の問題や取り調べの時間の長さ、弁護士との接見の制限など、日本の司法制度の問題点とその懸念がずばり指摘されています。(瀬)

(刑事裁判を考える:高野隆@ブログ 2023/8/17)


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