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「いつも感謝の気持ちを持っている人は長生きできる」というハーバード大学の最新研究

あふれるニュースや情報の中から、ゆっくりと思考を深めるヒントがほしい。そんな方のため、スローニュースの瀬尾傑と熊田安伸が、選りすぐりの調査報道や、深く取材したコンテンツをおすすめしています。

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感謝の気持ちが死亡率を29%低下させた…5万人の研究結果を見てみると

日常生活でいつも感謝の気持ちを持っている人は、そうではない人に比べ、全体死亡率が29%低い。

そんなハーバード大学の研究があることを、朝鮮日報のコラムが紹介をしています。

いつも人に感謝をして、こころ穏やかなほうが体にはいいだろうなあ、とは思うもののの、ほんとにそんな研究があるんだろうかと探してみたところ、ありました。その論文が。

平均年齢79歳の米国人女性4万9275人を対象に実施したこの調査では、日常生活での感謝の態度や生活習慣、健康状態をアンケートを通じて3年にわたり追跡観察。全体死亡率と疾患別死亡率を調査したのです。

その結果は、いつも感謝の気持ちを持っている人は、そうではない人に比べ、全体死亡率が29%も低かったのです。持病、飲酒歴などの要因を考えても、死亡率は9%低い。心血管疾患による死亡率は15%も低かったのです。

感謝は人の為ならず、ってことでしょうか。今日からもっと感謝の気持ちをもって生活することにします(瀬)