武器輸出――日本の「防衛産業」とは何か
前のめりな防衛省、とまどう企業…「新三原則」後の知られざる現状

フランスの武器見本市に日本の企業が初参加

 20144月の新三原則の制定を受けて、海外への動きも素早かった。

 直後の6月、パリで開催された世界最大の国際武器見本市「ユーロサトリ」に、日本の大手中小の計13社が参加した。今回の日本からの参加は、三菱重工、川崎重工、日立製作所、東芝、富士通、NEC、藤倉航装、クインライト電子精工、VSテクノロジー、フロントライン、池上通信機、ジャパンセル、クライシスインテリジェンスの各社だ。

 これまで同展示会は、パナソニックなど大手防衛企業の現地法人や、日本の中小の防衛企業のみが参加していたが、新三原則決定後、経済産業省と防衛省が、新三原則に関する企業への説明会な…

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