「国民的熱狂をつくってはいけない」 昭和史最大の教訓を探る
破局に突き進んだ昭和の大転換期の「本当の真相」を明らかにした対談。時代状況が驚くほど似てきた”現在”にも警鐘を鳴らす。
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序 章 いまなぜジャーナリズム論か


ジャーナリストは不勉強になった


半藤 この三、四年、日本のジャーナリズムは、ちょっとおかしくなっちゃったなと感じます。まずジャーナリストが不勉強すぎるとしばしば痛感していますよ。歴史については何も知らない、知らないから学べない、国際情勢に対する目配りもよくない。全体的に、昔のジャーナリストと比べると、質が落ちるのかなと思っていたんです。

保阪 半藤さんも僕も取材を受けることが増えていて、若い記者と接する機会が意外と多いですからね。彼らを見ていると心配になってくる。

半藤 若い新聞記者、雑誌記者なんかの活字メディアの質も心配ですけれど、実は、放送というか映像メディアのジャーナリストのほうがもっとひどいかもしれない。まだ活字のほうが…

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