トランプのことが知りたくて、共和党選挙ボランティアになってみた
アメリカに渡って共和党のボランティアになってしまえば、トランプ支持者たちの実像に迫れる――。ユニクロ、Amazonの「潜入」でおなじみ、ジャーナリストの横田さんがトランプ選挙に大潜入。突如発生したコロナパンデミック、BLM運動、そして議事堂占拠の大混乱に巻き込まれながら「赤い帽子」をかぶり、専用アプリをスマホで操作、のべ1000軒以上の戸別訪問で声を聞いたアメリカの本音。歴史的な2021年アメリカ大統領選「体当たりレポート」。

 文化戦争については、共和党支持者が保守的なら、民主党はリベラルと位置付けられ、黒人や女性などの社会的弱者に対する差別をなくすべきとする。たとえば、人工中絶を女性の産む権利ととらえ、中絶合法化の立場をとる。また、移民をドリーマー(夢を実現させる人)と呼び、国力を成長させるエンジンとなるととらえ、積極的に迎え入れる。銃については、厳しい規制を求める。

 黒人初の大統領であるオバマと、黒人女性で初の副大統領となるカマラ・ハリスが民主党出身であるのは、偶然ではない。

 敬虔なクリスチャンであるジョンにとっては、人工中絶への反対が、共和党の大統領であるトランプに再び投票する決め手になった。

 私はその日から…

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