トランプのことが知りたくて、共和党選挙ボランティアになってみた
アメリカに渡って共和党のボランティアになってしまえば、トランプ支持者たちの実像に迫れる――。ユニクロ、Amazonの「潜入」でおなじみ、ジャーナリストの横田さんがトランプ選挙に大潜入。突如発生したコロナパンデミック、BLM運動、そして議事堂占拠の大混乱に巻き込まれながら「赤い帽子」をかぶり、専用アプリをスマホで操作、のべ1000軒以上の戸別訪問で声を聞いたアメリカの本音。歴史的な2021年アメリカ大統領選「体当たりレポート」。

2回 戸別訪問1000軒超の末に訪れた「敗戦」

共和党支持者たちのトランプ離れ

 トランプが20203月中旬、国家非常事態宣言を発出して以来、選挙の戸別訪問も一時中止に追い込まれた。6月に再開するまで、電話による選挙活動をすることになったのだが、こちらはほとんど手応えがなかった。

 パソコン上で「reddialer.gop」というページを開き、名前とパスワードを入れてログインする。URLにGOP(Grand Old Party=共和党)という文字があるように、これも共和党が作ったウェブサイトだ。その後は、ウェブサイトがアトランダムに、ミシガン州内の有権者に電話する。

 もともと戸別訪問に比べると、歩留まり(話を聞いてくれる比率)が低いのに加え、こちらの外国語訛りの英語のため…

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