法律の抜け道を使って、政治家が「税金アジャース」な現状
情報公開請求と悉皆調査によって明らかになった「カネの抜け道」。政治家が自らの政治団体に寄付し、その還付申告によって自身の税金を取り戻す――。こうした耳を疑うようなカラクリを使う政治家の回答は? 「政治とカネ」のクリアな関係を考える。

 高野光二郎氏(参院=徳島・高知選挙区)は2015年の寄付250万円について、税額控除の書類を受け取った。控除の申請をした場合は約75万円が戻ってきたことになる。高野氏からはファクスで「還付金は受け取っていない」との回答が届き、ファクスにはその理由も記されていた。以下のような内容である。

2015年に高野議員本人から政党支部に寄付があった際、当時の会計担当者が他の寄付金の扱いと同様に、寄付金控除の書類申請を選管に行ってしまった。書類は受け取ったものの、道義的に反しているとの認識でしたので、確定申告の際に書類を提出することはなく控除を受けることはなかった」

 穴見陽一氏(大分1区)は2015年分の…

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