法律の抜け道を使って、政治家が「税金アジャース」な現状
情報公開請求と悉皆調査によって明らかになった「カネの抜け道」。政治家が自らの政治団体に寄付し、その還付申告によって自身の税金を取り戻す――。こうした耳を疑うようなカラクリを使う政治家の回答は? 「政治とカネ」のクリアな関係を考える。

21人は取材に「無回答」 誠実さなし

「選管の確認印が押された書類」を受け取った国会議員39人は、①実際に税額控除を申請したのか②申請した場合はコメントを、書類を受け取ったのに申請しなかったのならその理由を――という2つの質問にどう答えたのだろうか。そもそも、自分の政党支部に寄付を行い、それによって所得税の還付を受けることを立法府の人間としてどう考えているのだろうか。

 繰り返すが、この書類は政治献金について、確定申告の際に所得税から還付してもらうために必要なものだ。それ以外に使用目的はない。したがって、この書類をわざわざ選管に作ってもらったということは、その政治家が政治献金を還付してもらう意図を持っていたということである。

 質問に…

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