貧しい人々が信用に値しないのではなく、既存の銀行が人びとに値しないのである
バングラデシュの貧しい女性たちに無担保で融資し、自立を促す「グラミン銀行」。その活動を8年にわたって調べてきた著者が、女性たちの奮闘する様子を活き活きと描く。

推薦の言葉

 私は、文明世界では、貧困は貧困博物館に展示されるべきだと強く思っています。私たちは、このことを本当に実現するためのプロセスに、着手することができます。おそらく、私たちのひ孫たちは、貧困とは何だったかを知ろうとして、この貧困博物館に行くことになるでしょう。

 貧しい人びとは、常に、人間としての尊厳を求めて、貧困と闘ってきました。そうした彼らの努力に応えるため、マイクロクレジットが新たに考え出されました。今日では、貧困を緩和する最も効果的なもののひとつとして、広く知られるようになりました。私は、働く権利と同じように、クレジットも人権として認められるべきだと、指摘し続けてきました。

 本書の著者である…

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