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vol.8 海外調査報道4Days スクープを連続発信!第1弾は全文無料で

2021628

 SlowNewsをご利用いただきありがとうございます。

 海外の報道機関によるスクープ、読みたくてもなかなか機会がないし、英語も難解で…という方も多いかも知れません。そんな時こそお使いください。SlowNewsは、今やピューリッツァー賞の常連、アメリカの調査報道機関「プロパブリカ(ProPublica)」の記事を翻訳配信する国内唯一のサービスです。同じくニューヨーク・タイムズ(The New York Times)、イギリスのガーディアン(The Guardian)とも提携し、優れた調査報道を翻訳配信しています。

 さて今回、そんな各メディアの調査報道スクープを「海外調査報道4Days」と題し、本日から71日まで4日間連続で一挙配信しますよ。

628日:大富豪の所得税回避「極秘ファイル」

 第一弾は、世界を騒然とさせたプロパブリカの最新スクープです。

 アメリカの国税庁にあたるIRS(内国歳入庁)保有の「秘密納税ファイル」をプロパブリカが入手。富裕層上位25位までの所得税の申告記録を分析すると、衝撃の事実が。アマゾンのジェフ・ベゾス、テスラのイーロン・マスクといった世界的大富豪たちが、その莫大な資産と比べると微々たる所得税しか納めておらず、全く納めていない年さえあったのです。彼らはどのように課税を回避していたのか。

629日:偽情報が「ホワイトヘルメット」を破滅させるまで

 第二弾は、ガーディアンから。

 シリア内戦で負傷した民間人の救援に取り組む団体「ホワイトヘルメット」。その創設者の一人がイスタンブールで死を遂げました。ノーベル平和賞候補と目された団体に何が。そこにはシリアをめぐる国際情勢の「偽情報戦」が渦巻いていたのです。彼は偽情報の犠牲者だったのか。衝撃のレポート、刮目です。

630日:新疆ウイグル自治区「産児制限の深層」狙い撃ちされるイスラム系女性

 第三弾は、ニューヨーク・タイムズから。

 「一人っ子政策」の終了を決め、出産奨励に転じている中国。一方で少数民族を狙い撃ちにした産児制限が行われています。新疆ウイグル自治区の出生率は大きく低下。不妊手術の強制や共産党員が家庭に入り込んでの監視など常軌を逸した抑圧が続いています。数々の証言から、中国が進める「ソーシャルエンジニアリング(民族浄化)」の実態をレポート。

71日:「超早産児死亡率」2つの病院での驚くべき違いはなぜ

 第四弾は、再びプロパブリカから。

 ニューメキシコ州アルバカーキのラヴレース・ウィメンズ病院と、そこから数マイルだけ離れたプレスビテリアン病院。共に産科・新生児科の設備が整った医療機関ですが、比較の結果、ラヴレース病院での超低出生体重児の死亡率が2倍近くに達していることが判明しました。何が原因なのか? 地元メディアとプロパブリカによる1年にわたる徹底調査で、両病院のデータが示す問題の数々があぶり出されました。

 いったいどんな手法で調べ上げたのか、どうやって極秘資料を手に入れたのかというスクープばかりですね。第四弾はプロパブリカがこのところ得意としている「地元メディアとのコラボレーションによる調査報道」。これからのメディアの在り方としても期待されている手法です。ぜひお読みください。

(※1,2,4は笠井亮平訳、3は牧野洋訳)

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