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vol.6 漫画作品の厳選配信を開始。第一弾は「みやこまちクロニクル」

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 SlowNewsをご利用いただきありがとうございます。SlowNewsでは、良質なノンフィクションという軸で、書籍や雑誌、海外メディアの記事など媒体形式を問わずにコンテンツを掲載していますが、この度、いよいよ漫画作品の掲載が始まりました。

 第一弾として64日から公開したのは、リイド社が運営するトーチWebで連載中の「みやこまちクロニクル」です。

「偉大なる普通さ」でトーチ漫画賞「準大賞」受賞

 四十代・男・宮古市在住(実家暮らし)・独身・持病あり。寂聴カレンダーの傍らで知らぬ間に老いた母の横顔。夜、暗い天井を見上げてふと思う。俺は…これからどうすればいいのか……待った無しで過ぎていく日々の中、両親とテレビをみたり、車で家族を病院に連れて行ったり、秋刀魚を焼いたり、年賀状に悪戦苦闘する。

 ちほちほさん作のこの作品は、東日本大震災の被災地である岩手県宮古市が舞台。震災の記憶が人々や町の風景に残される中での日常をたどり、今を生きる現実を描いた傑作ノンフィクション漫画です。

 日々の無常と愛しさを淡々とした、しかし温かな筆致で描き、選考委員から「偉大なる普通さ」「いつまでも読み続けたい」と絶賛を受け、第2回トーチ漫画賞「準大賞」を受賞しました。

ちほちほ「みやこまちクロニクル」第5回より

 最後に、作者であるちほちほさんからいただいたコメントを掲載いたします。

 「みやこまちクロニクル」は元々、地方に住む自分のなんでもない日常を描く作品として始めたものです。「普通であることの不思議」(保坂和志「書きあぐねている人のための小説入門」より)を描こうと思いました。

 描いているうちに、たまたま震災に遭遇し、それを描くことになりました。その後はまた普通の日常エッセイ漫画に戻るので、果たしてこの本格的なジャーナリズムサイト「スローニュース」さんに相応しい作品なのか疑問なのですが、被災地にもこんな日常があるのだな、と興味を持っていただければ幸いです。難しいニュースの息抜きによろしくお付き合いください。ちほちほ

「みやこまちクロニクル」を読む

 今後も、SlowNewsは「トーチweb」編集部と連携して、良質な作品を随時配信していきます。どうぞお楽しみに。

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