ジャーナリズムやノンフィクションをもっと自由に楽しもう
追加された作品やおすすめのジャンル、機能の改善など、スローニュースに関する最新情報をお届けします。

Vol.39 定額課金サービスの終了と事業方針変更のお知らせ

いつもSlowNewsをご利用いただきありがとうございます。

「調査報道を支えるエコシステムをつくる」というビジョンのもと、20212月に調査報道とノンフィクションの読み放題サービス「SlowNews」をスタートし、13ヶ月となりました。

この間、多くのユーザー、そして書き手や出版社の方々に支えられて、社会的意義のあるコンテンツやスクープを発信することができました。SlowNewsから生まれた書籍も出版予定を含め10冊を超えます。活動を支援してくださるユーザー、ジャーナリスト、出版社など関係者のみなさまには、あらためて感謝申し上げます。

しかし、これまでの活動を通じて、現在のサービスのままでは調査報道の支援を一定程度は継続できても、目標とする「エコシステム」を実現するまでは道のりが遠いという現実も見えてきました。

さまざまな改善に取り組みながら、このまま進むべきか、あるいは事業の方針を変更する、いわゆる「ピボット」をすべきか、われわれは悩み、議論を重ねました。その結果、いまの定額課金サービスであるSlowNewsをいったんクローズし、新しい道に方向転換するという判断をしました。

われわれスローニュースはスタートアップです。これまで誰もできなかった難しいチャレンジを成功させるためには、変化を厭いません。調査報道が成果を得るまでは時間がかかることも理解したうえで、今回、決断をしました。

530日以降は新規の申込みやアプリのインストールを停止します。71日以降は原則的に新しいコンテンツも更新をしない予定です。 現在購読いただいている皆様の定期購読の自動更新は、530日以降の更新のタイミングで順次自動的に解約し、お支払いは発生しなくなりますが、530日時点で有料会員または無料お試し中の方は、731日まで無料でお使いいただけます。

ユーザーの皆様はもちろん、協力をしてくださったジャーナリスト、メディアなど関係者の方々には、ご迷惑をおかけすることを深くお詫びいたします。

同時に、私たちはあらためて、調査報道のエコシステムをなんとしてもつくりあげることをお約束します。それを達成することで、恩返しをしたいと思っています。

今回、調査報道のエコシステムづくりという企業ミッションをより確実に達成するために、事業モデルを磨き上げる時間をいただきます。その間も調査報道の実務支援やジャーナリストの育成には、これまで以上に注力してまいります。

調査報道に取り組むジャーナリストを支援する「調査報道支援プログラム」や、すぐれた調査報道を顕彰する「調査報道大賞」は継続していきます。ジャーナリスト向けの「調査報道スキル講座」やイベントも引き続き開催します。スローニュースはこれからも、各種の事業を通じて、調査報道を継続的に生み出すエコシステムを作ることを目指し、ジャーナリズムの持続的な発展を支援していきます。

近いうちに、次のチャレンジを明らかにしたいと考えています。しばしお待ち下さい。

私たちスローニュースは、調査報道のエコシステムをつくるという使命を変えません。

スローニュースの挑戦をひきつづき、ご支援たまわりますようよろしくお願い申し上げます。

今後の活動について

スローニュースのミッションは調査報道の支援です。新しいサービスまでの間も、様々な活動を続けます。

・一部のコンテンツについては、スローニュース公式noteで今後は無料配信いたします。

・新サービスまでの当面の間は、新規コンテンツは公式note上で展開いたします。調査報道集団Bellingcatの記事の翻訳配信もそちらで継続し、過去の記事も読めるようにいたします。

スローニュースの公式Twitterでは6月以降、毎週木曜日の夜、「話題のノンフィクションやスクープを読む」として著者をお招きして話を聞いたり、最新の調査報道の手法などについて語ったりするSpaceのイベントを開催いたします。

・月に1回は「スローニュースカフェ」としてゲストをお招きしたリアルイベントを開催いたします。

・調査報道大賞の運営は引き続き行います。

・ジャーナリストを支える調査報道支援プログラムも、継続していきます。

・調査報道のテクニックが学べる実務支援も継続します。コンテンツプロデューサーの熊田が地方紙をはじめとしたメディアやジャーナリスト、大学生向けに行っている「オープンデータ活用術」などの出張講座は引き続き行います。様々な内容をご用意できますので、お気軽にご用命ください。(これまでの開催実績:中日新聞社様、河北新報社様、神戸新聞社様、静岡新聞社様、熊本日日新聞社様、日経BP社様、中京テレビ様、信濃毎日新聞社様、朝日新聞社有志の皆様、読売新聞社有志の皆様、早稲田大学様、東京工業大学様、青山学院大学様)

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