怪文書爆弾、炸裂! 経営者vs.闇勢力の凄絶な暗闘!
経営者vs.闇勢力の凄絶な暗闘!そごう、NEC、拓銀、イトマン、東京佐川……本書は、元『週刊文春』記者が、“怪文書爆弾”が炸裂した現場を歩いた記録である。
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早すぎた「田中角栄金脈研究」

 前述したように、ブラックジャーナリストとホワイトジャーナリストの線引きはとてつもなく難しいものであるが、自ら「オレはブラックジャーナリスト」と名乗っている人もいるから面白い。

 その人は、六八年に創刊された院内紙「国会タイムズ」の五味武主幹。彼は、「三越事件」や「田中角栄金脈追及」など、数々のスクープをモノにしている。また、『ブラックの帝王犯科帖』という著作もある。

 田中角栄が首相の座を降りることになった直接の原因は、評論家・立花隆が「文藝春秋」七四年十一月号で発表した、有名な「田中角栄研究 その金脈と人脈」によってである。しかし、その告発記事のルーツをたどれば、「国会タイムズ」で作った「田中…

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