怪文書爆弾、炸裂! 経営者vs.闇勢力の凄絶な暗闘!
経営者vs.闇勢力の凄絶な暗闘!そごう、NEC、拓銀、イトマン、東京佐川……本書は、元『週刊文春』記者が、“怪文書爆弾”が炸裂した現場を歩いた記録である。
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6章 経団連会長の夢破れ

──「防衛庁巨額水増し請求」怪文書──

血税をすする防衛官僚

 一九九七年夏に発覚した、防衛庁が舞台の「巨額水増し請求事件」。事件解明のきっかけは、怪文書が作ってくれたのである。

 捜査の結果、防衛装備品納入の窓口となる防衛庁調達実施本部(以下、調本)が、長年にわたって納入業者による不正請求を見逃してきており、その背景に、業者への大量天下りが行われているという構図が浮き彫りになった。

 また、調本大幹部の業者へのたかりぶり、〝死の商人〟とグルになって国民の血税をすする防衛官僚の姿などが、白日の下にさらけだされることになる。

【たくさんの事件や問題の取材そして記事を書く事にお忙しいと思います】との書き出しで始まる怪文書が、捜査当局、マスコミに届けられたのは九六年…

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