死はもう目前だけれど、一秒でも二秒でも死を早められるなら、それが安楽死になり得るという思いです
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170万部突破『孤高のメス』の伝説の外科医が 出会ってきた多くの患者さんたちの症例を交えて、全方位で考察する安楽死と尊厳死、その現実と希望。 人間らしく死ぬとはどういうことか? 自分で自分の最期を決められるとしたら? そのとき、家族は? 終末期の延命治療を望まない尊厳死を宣言する人が増えてきた一方で、 終末期の苦しみを見かねた患者の家族の懇願を受けて安楽死に導いた医師が殺人罪で起訴される。 あるいは自分の意識があるうちにと自死を選ぶ人もいる。 安楽死と尊厳死はどう違うのか? 尊厳死と自死はどう違うのか? 諸外国の状況は? かつて日本でも数少ないホスピスを併設した病院を友人の医師と共につくり、 多くの患者さんの生死に向き合ってきた伝説の名外科医であり、 後期高齢者となった今も、公立の診療所で地域医療に務める著者が、 安楽死と尊厳死を巡るさまざまな課題、当事者の葛藤などを、 自らの死生観も含め、臨床の場にいた者でなければ書けない多様な視点から語り尽くす。

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