人物ノンフィクションの最高峰
1988年の『AERA』創刊以来連載が続く人物ノンフィクション。経営者、政治家、俳優、タレント、スポーツ選手など「現代を象徴する顔」が並ぶ

一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事・稲葉剛

戦争や貧困という理不尽な理由で人の命が奪われることに立ち向かう。支援活動は平和運動の一環だ

命を守るため手を差し伸べ続ける

 学生時代から、稲葉剛は平和運動をはじめとして、路上生活者や生活に困った人への支援活動をしてきた。

 新宿ダンボール村の火事をきっかけに、路上から脱出して、安心して暮らせる住まいを確保することが大事だと考え方を変えていく。

「住まいは人権」であると、低所得者への居住支援にも力を入れる。誰もが人間らしく生きられるように、仲間と共に走り続ける。

文=山岡淳一郎 写真=横関一浩

 東京・有楽町の五つ星ホテル、ザ・ペニンシュラ東京の上空に十五夜…

01