外交の「道徳的敗北」とは?
「戦後問題」を発端に刻一刻と悪化する日本の立ち位置。打開策を緊急提言!

提言 歴史に学ぶ日韓関係

 しかしながら、慰安婦・徴用工・竹島と続く日韓間の懸案を見ていると、その基礎となる双方の視点が余りに乖離していることに、再びがくぜんとする。歴史を振り返り、そこに何らかの知恵をいだせないか。

 そういう意味で私たちがまず振り返りたいのは、日本では古墳時代、大和やまと朝廷の下で国の統一が本格化し、韓国ではこう百済くだら新羅しらぎが勢力を競い、これに強大なるとうが関与、結局六六三年はくすきのえで、新羅・唐の連合軍に百済・大和の連合軍が大敗した古事である。この敗北によって大和は半島への影響力を失い、百済の王族・貴族の一部が大和に移り住んだ。

 それ…

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