この本は、ディスカヴァー・トゥエンティワン社の干場弓子社長のご好意でブログとして始めたのがきっかけです。2008年9月から2009年3月までの7カ月間、書き続けて好評を得ましたので、本として出版する運びとなりました。まずは、出版にあたって編集の労もとってくださった干場社長と、ブログへのアップを担当してくれた社長室の田中亜紀さんに感謝申し上げたいと思います。
この本の内容は、早稲田大学国際教養学部で「公共選択理論と日本政治」という、大学4年生用に英語で行っている講義をもとにして作成しました。基本的に用いた政治学の手法は、合理的選択理論(Rational Choice Theory)、あるい…
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