近年インターネット人口が急増しており(二〇〇五年八百十万人から二〇一五年五百六万人)、SNSの影響も増大している。インドネシアは世界5位のツイッター利用者、世界4位のフェイスブック利用者、マレーシアに次いでアジア太平洋圏2位のWhatsApp利用者(人口のほぼ40%に当たる)を抱える。利用されているSNSはツイッター、フェイスブック、WhatsAppである。
インドネシアではフェイクニュースはネットが普及する前から広く存在していた。選挙ごとに民族や宗教に関するフェイクニュースが流されていた。それはネットの普及とともに広がった。『情報操作 デモク…
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