五輪ボランティアと「やりがい搾取」
2020年7月、酷暑の東京。肥えるオリンピック貴族、搾取される学生たち

東京だけでなく他県でもボランティアが必要

 今回の東京大会は、当初掲げられた「コンパクト五輪」の構想が崩れ、関東では千葉・神奈川・埼玉県、さらに宮城・福島・静岡などでも競技開催予定となっている。そのため、各県では独自にボランティアを募集することとなり、中には静岡県のように、すでに募集を開始した県もある(図8*)

 静岡県では「県が実施するオリエンテーション187月下旬~8月上旬)と基礎研修(同9月以降、8回程度)、配置別研修205月以降)の全てに参加する」とし、「大会期間中、連続3日間または5日以上活動できる」などが採用条件となっている。

 つまり現在までに発表されている各県の条件は東京と…

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