科学的に正しい記事とは何か?
「コロナ無害化の効果」「ワクチン有効性95%」など、新型コロナウイルスに関して「バズった」コンテンツは数多い。これらは専門家からすると、どう読み取れるのか? かつての記事を深く洞察し、背景や今後に生かせるナレッジを提示する。
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コロナで「ネガティブで感情的な記事」がバズるわけ

SNSプラットフォーマーに「言論チェック」が求められてしまう理由は

毎月、新型コロナウイルスに関してSNS上でバズったコンテンツを専門家が見て、そこから読み取れる背景や今後に生かせるナレッジを考察する連載企画。第4回は2回目の緊急事態宣言が東京都など13県で延長され、その後解除された20213月にバズったニュースを、メディカルジャーナリズム勉強会代表で「医療の翻訳家」として活動する市川衛氏が分析した。

 今年3月の「空気」を覚えているだろうか。首都圏の13県で緊急事態宣言が延長され、そして解除された時期だ。桜が開花し満開を迎える一方で「お花見で飲食は控えるように」との行政からの要請。

  桜の木の周りには無粋にも黄色いテープが張り巡らされ、「シートを引くのは…

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