毎年100兆円、GDPの2割を占める「社会保障」の全体像を知る
制度の成り立ちから、我が国の問題点、改革の方向まで、「ミスター年金」と言われた元大物官僚が解説する格好の入門書。

おわりに

 最後まで難しい話にお付き合いいただいてありがとうございました。

 この本は自分が霞が関の公務員として36年余仕事をしてきた中で感じたこと、考えたことを整理したものです。言うまでもありませんが、私の親元だった役所の意見でもありませんし、もちろん政府の見解でもありません。文責はすべて著者である私個人にあります。

 同時に、公務員生活の中で、日々の仕事上での交流、勉強会、研究会、ヒアリングやシンポジウムなど、様々な場面でお目にかかった多くの方々から、実に多くのことを学びました。役所の先輩や同僚、時には後輩からも学んだし、霞が関の仲間たち──他省庁の役人や、心ある政治家の方々──与野党を問わず──からも…

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